「プレゼンテーションをする際に完成形に近いイメージを見せたい」、「作成したデザインや作品をより魅力的に仕上げたい」、「印刷前にビジュアルを確認したい」そんな時には、モックアップ（模型）の作成が必要です。しかし、いざ作るとなるとお金や労力がかかってしまうこともしばしば。
そこで今回は、デザイン素材を配布している海外のサイトをまとめました。中でも印刷物の完成イメージを視覚的に表現できる「モックアップ」に使えるカテゴリを中心にご紹介します。

※素材をダウンロードする際は、必ず各サイトの利用規約を確認した上で使用してください。

ポスターや名刺のモックアップを作ってみた！

まず、各サイトをご紹介する前に、どのようなイメージに仕上がるのかをイロドリックバージョンのモックアップを作ってみました。

ポスターのモックアップにおすすめ


『Pixeden』　上製本のモックアップにおすすめ


『graphicburger』　名刺・ショップカードのモックアップにおすすめ


『Original mockups』　カフェで使うイメージのモックアップにおすすめ


『DownloadPSD』　PC画面とフォトフレームのモックアップにおすすめ

まるで、本物のような仕上がりのモックアップが完成しました。それでは、モックアップ素材を作れる、5つのサイトをご紹介いたします。

使用シーンのイメージと併せた素材が豊富「FDR.」

https://freedesignresources.net/category/free-mockups/
「FDR.」は、シンプルなのにスタイリッシュなイメージと併せた素材が豊富な海外のサイト。パソコンやスマートフォン画面にオリジナル素材を組み合わせたり、使用シーンに合った素材と組み合わせたりして、より深く伝えられる素材を作り上げることができます。
衣類やショップの看板、デスク周りなど様々な使用シーンに対応できる素材が豊富です。

紙素材のモックアップ作成におすすめ「Pixeden」

https://www.pixeden.com/psd-mock-up-templates
「Pixeden」は、名刺やショッピングバッグ、冊子やパンフレットなどの紙媒体のモックアップ素材が多数ある海外のサイト。背景のイメージは、木目調のものやシンプルカラーのもので構成されているため、モックアップの素材をより引き立てる素材となっております。

なお、ダウンロードは、緑色の「Download Free resource」ボタンは無料の素材、水色の「Download Premium Account」ボタンは有料の素材となりますのでご注意ください。

多くのジャンルが集約された「graphicburger」

https://graphicburger.com/mock-ups/
「graphicburger」は、日常に役立つTシャツやパーカーなどの衣料品をはじめ、自動車やヘルメット、ポスターや飲料系のボトルなど、多くのジャンルのモックアップ素材が豊富な海外のサイト。探せば必ず欲しい素材が見つかりそうなくらい、種類豊富に撮り揃っています。

有料版ではバリエーション違いの素材を選べる「Original mockups」

https://originalmockups.com/free-mockups
「Original mockups」は、ビジネスシーンにもカフェシーンにも役立つモックアップ素材がある海外のサイト。無料素材の掲載数は少な目ですが、有料素材と比べ品質が劣らずクオリティーの高い素材をダウンロードできます。
なお、ダウンロードする際は、無料・有料に関わらず会員登録（名前とメールアドレス）が必須となります。

SNSで紹介するとGETできる「DownloadPSD」

https://downloadpsd.cc/category/mockups
「DownloadPSD」は、屋外の掲示物やスマートフォン端末のイメージなど、様々なシーンに映える素材が豊富な海外のサイト。モックアップがメインの素材からデスク周りや街で使用するシーンと合わせた素材の豊富さが魅力です。
広告のボタンが画面上に多く存在するため、素材をダウンロードする際は注意が必要です。気になった素材の詳細ページに飛び、記事下のオレンジ色のボタン「Download PSD」をクリックします。その後、フェイスブックやツイッターなどの各種SNSでshereするとロックが解除になり、ダウンロードすることができます。

まとめ

予め作成したデータを充て込むだけで、ポスターや冊子、名刺の完成イメージがこんなにも判りやすく仕上がりました。
忙しいときでもサクッと作れて非常に便利な素材データです。また、今回紹介したサイトでは、モックアップ素材の他、アイコンやイラスト、WEB素材など、デザインにまつわる素材を利用できます。目的や用途に合わせて活用してみましょう。