A4の「A」はどんな意味?紙を42回折ると月までの距離になる?紙の豆知識をご紹介
イロドリ商品の機能性や耐久性をいろんな視点で検証していくコーナー。
デザインサポートの松下がお送りします( ‘ω’)b
様々な種類のある「紙」ですが、
そんな紙の中でも、一風変わった紙たちをご紹介しました。
色付きの紙や、ピカピカ光る高級感溢れる紙。さらには、イロドリの営業サポートがイチオシする紙!
気になる用紙はありましたか?
今回は、紙にまつわる豆知識をご紹介!
きっとどこかで役に立つ!?そんな豆知識をご紹介していきます!
A4サイズ、A3サイズなどの「A(A列)」という呼び方は、19世紀末にドイツの物理学者によって提案された規格のようです。現在では、国際的に使用される呼び方になっています。
「A」規格の用紙は、紙の縦幅と横幅の比率が縦:横=1:√2となる「白銀比」と呼ばれる比率になっています。この比率の場合、どこまで半分にしても同じ形(比率)になるという特徴があります。
どこまで半分にしても同じ形になるので、紙を断裁する際に余分な部分が出ません。とってもエコで合理的なサイズですね。
ちなみに、大学ノートなどでよく使われるB5サイズの「B(B列)」という規格も、A規格と同じように半分にしても同じ形になりますが、実はちょっとローカルなサイズなのです。
江戸時代に「美濃判」と呼ばれる障子紙のサイズが生まれたところに由来しているため、日本と、中国や台湾のみで使われています。ご存知でしたか?
紙を42回ほど折りたたむと…月に届く!
なんだか夢のあるお話ですね!
どういうことなのか、検証していきましょう。
紙の厚さは種類によって様々ですが、仮に0.1mmとします。
0.1mmの紙を1回折ると0.2mm、2回折ると0.4mm、3回折ると0.8mm、4回折ると1.6mm…
このように、どんどん倍の厚みになっていきます。
これをもっと続けていくと…(せっかくなので計算してみました)
5回で3.2mm、6回で6.4mm、7回で12.8mm、8回で25.6mm、9回で51.2mm、10回で102.4、11回で204.8mm、12回で409.6mm、13回で819.2mm、 14回で1,638.4mm、15回で3,276.8mm、16回で6,553.6mm、17回で13,107.2mm、18回で26,214.4mm、 19回で52,428.8mm、20回で104,857.6mm、21回で209,715.2mm、22回で419,430.4mm、23回で838,860.8mm、 24回で1,677,721.6mm、25回で3,355,443.2mm、26回で6,710,886.4mm、27回で13,421,772.8mm、28回で26,843,545.6mm、 29回で53,687,091.2mm、30回で107,374,182.4mm、31回で214,748,364.8mm、32回で429,496,729.6mm、33回で858,993,459.2mm、 34回で1,717,986,918.4mm、35回で3,435,973,836.8mm、36回で6,871,947,673.6mm、37回で13,743,895,347.2mm、38回で27,487,790,694.4mm、 39回で54,975,581,388.8mm、40回で109,951,162,777.6mm、 41回で219,902,325,555.2mm、42回で439,804,651,110.4mm
…気が遠くなりますね。
14回折れば163cmほど。女性の平均身長を超えます。
25回で3,355mなので、3,776mの富士山より少し低いくらい。
月までの距離はおよそ370,300kmなので、42回折ったら、月を超えてしまうくらいの厚みに!
とはいえ、実際は、大きな紙を使ったり、機械を使ったとしても12回前後が限界なんだとか。A4サイズの紙で手で折ってみたところ、6回〜7回程度が限界でした。
こちらが7回折ってみた結果。折ったというよりも丸まってしまいましたね(゚□゚;)
私たちイロドリはもちろん、普段の生活からは切っても切り離せない紙。奥深い紙の世界に、興味を持っていただけたでしょうか。
実は、今回で「検証してみた」は惜しくも最終回!!
ということでここからは、これまでに「検証してみた」でおこなった検証の中から、
反響の大きかったものをプレイバック!
1年以上に及ぶ連載中どんなことをしていたのか
検証してみたを検証してみた!!
2016年1発目の検証です。
屋外にポスターを掲示するときにとっても便利な、耐水性のある「合成紙」。
合成紙は、耐水性だけではなく、擦れや汚れなどにも強いのか?という企画でした。
昨年5月の飲食店のメニュー表を検証してみた!で使用したPP加工&パウチ加工メニューと、合成紙に並んで人気のあるユポも登場し、内容盛りだくさんでお届けしました。
検証の結果は…耐水性に優れた印刷物は耐水性以外も優れていました!
用紙や加工によって様々な特徴が出たのも、興味深い結果になりました。
携帯電話に代わり、多くの人が利用しているスマートフォン。
この機種は何千万画素で写真が撮れてとっても高機能ですよ!と言われても、実際のところピンと来ないですよね。
そこで、撮影した写真を実際に印刷して徹底検証!
どれほど大きく印刷ができるのか、印刷した際にはどの程度の品質になるのか、さらには綺麗に印刷するにはどれくらいの画質だといいのかなどを検証しました。
検証の結果、スマホ写真はとっても綺麗!B5サイズほどであれば、引き伸ばしても綺麗に印刷ができることが分かりました。 詳しい検証結果は、是非本編をご確認ください!
安くて綺麗!をウリにしている印刷通販は数知れず。でも本当に安いのでしょうか?
家庭用のプリンターだってとっても綺麗に印刷できますね。
この企画では、イロドリを使用した場合、コンビニのプリンタを使用した場合、家庭用のプリンタを使用した場合の3つのパターンで実際に印刷を行いました!
検証の結果…驚愕の事実が判明…。イロドリを利用すると、家庭で印刷するよりも1枚あたり40円以上も安い!
そこまでの枚数を印刷するわけじゃないし…と印刷通販の利用を渋っていた方でも、この検証結果を読んだらきっと利用してみたくなるはず! 一枚一枚印刷をしていた方は是非イロドリへ!
イロドリで扱う様々な商品を、身体を張って検証してきた本企画。
惜しくも今回で最終回…。
これまでの記事を読んで、少しでもへぇ〜とか、そうなのか!と共感していただければ幸いです。
ご愛読ありがとうございました!
デザインサポートの松下がお送りします( ‘ω’)b
前回のあらすじ
様々な種類のある「紙」ですが、
そんな紙の中でも、一風変わった紙たちをご紹介しました。
色付きの紙や、ピカピカ光る高級感溢れる紙。さらには、イロドリの営業サポートがイチオシする紙!
気になる用紙はありましたか?
今回は、紙にまつわる豆知識をご紹介!
きっとどこかで役に立つ!?そんな豆知識をご紹介していきます!
A4サイズの「A」って何?
A4サイズ、A3サイズなどの「A(A列)」という呼び方は、19世紀末にドイツの物理学者によって提案された規格のようです。現在では、国際的に使用される呼び方になっています。
「A」規格の用紙は、紙の縦幅と横幅の比率が縦:横=1:√2となる「白銀比」と呼ばれる比率になっています。この比率の場合、どこまで半分にしても同じ形(比率)になるという特徴があります。
どこまで半分にしても同じ形になるので、紙を断裁する際に余分な部分が出ません。とってもエコで合理的なサイズですね。
ちなみに、大学ノートなどでよく使われるB5サイズの「B(B列)」という規格も、A規格と同じように半分にしても同じ形になりますが、実はちょっとローカルなサイズなのです。
江戸時代に「美濃判」と呼ばれる障子紙のサイズが生まれたところに由来しているため、日本と、中国や台湾のみで使われています。ご存知でしたか?
紙を◯回折ると…?
紙を42回ほど折りたたむと…月に届く!
なんだか夢のあるお話ですね!
どういうことなのか、検証していきましょう。
紙の厚さは種類によって様々ですが、仮に0.1mmとします。
0.1mmの紙を1回折ると0.2mm、2回折ると0.4mm、3回折ると0.8mm、4回折ると1.6mm…
このように、どんどん倍の厚みになっていきます。
これをもっと続けていくと…(せっかくなので計算してみました)
5回で3.2mm、6回で6.4mm、7回で12.8mm、8回で25.6mm、9回で51.2mm、10回で102.4、11回で204.8mm、12回で409.6mm、13回で819.2mm、 14回で1,638.4mm、15回で3,276.8mm、16回で6,553.6mm、17回で13,107.2mm、18回で26,214.4mm、 19回で52,428.8mm、20回で104,857.6mm、21回で209,715.2mm、22回で419,430.4mm、23回で838,860.8mm、 24回で1,677,721.6mm、25回で3,355,443.2mm、26回で6,710,886.4mm、27回で13,421,772.8mm、28回で26,843,545.6mm、 29回で53,687,091.2mm、30回で107,374,182.4mm、31回で214,748,364.8mm、32回で429,496,729.6mm、33回で858,993,459.2mm、 34回で1,717,986,918.4mm、35回で3,435,973,836.8mm、36回で6,871,947,673.6mm、37回で13,743,895,347.2mm、38回で27,487,790,694.4mm、 39回で54,975,581,388.8mm、40回で109,951,162,777.6mm、 41回で219,902,325,555.2mm、42回で439,804,651,110.4mm
…気が遠くなりますね。
14回折れば163cmほど。女性の平均身長を超えます。
25回で3,355mなので、3,776mの富士山より少し低いくらい。
月までの距離はおよそ370,300kmなので、42回折ったら、月を超えてしまうくらいの厚みに!
とはいえ、実際は、大きな紙を使ったり、機械を使ったとしても12回前後が限界なんだとか。A4サイズの紙で手で折ってみたところ、6回〜7回程度が限界でした。
こちらが7回折ってみた結果。折ったというよりも丸まってしまいましたね(゚□゚;)
まとめ
4回にわたって「紙」を検証していきました!私たちイロドリはもちろん、普段の生活からは切っても切り離せない紙。奥深い紙の世界に、興味を持っていただけたでしょうか。
実は、今回で「検証してみた」は惜しくも最終回!!
ということでここからは、これまでに「検証してみた」でおこなった検証の中から、
反響の大きかったものをプレイバック!
1年以上に及ぶ連載中どんなことをしていたのか
検証してみたを検証してみた!!
耐水性だけじゃない!?屋外向けポスター検証してみた!第1弾!
2016年1発目の検証です。
屋外にポスターを掲示するときにとっても便利な、耐水性のある「合成紙」。
合成紙は、耐水性だけではなく、擦れや汚れなどにも強いのか?という企画でした。
昨年5月の飲食店のメニュー表を検証してみた!で使用したPP加工&パウチ加工メニューと、合成紙に並んで人気のあるユポも登場し、内容盛りだくさんでお届けしました。
検証の結果は…耐水性に優れた印刷物は耐水性以外も優れていました!
用紙や加工によって様々な特徴が出たのも、興味深い結果になりました。
スマホの写真を検証してみた!第1弾!
携帯電話に代わり、多くの人が利用しているスマートフォン。
この機種は何千万画素で写真が撮れてとっても高機能ですよ!と言われても、実際のところピンと来ないですよね。
そこで、撮影した写真を実際に印刷して徹底検証!
どれほど大きく印刷ができるのか、印刷した際にはどの程度の品質になるのか、さらには綺麗に印刷するにはどれくらいの画質だといいのかなどを検証しました。
検証の結果、スマホ写真はとっても綺麗!B5サイズほどであれば、引き伸ばしても綺麗に印刷ができることが分かりました。 詳しい検証結果は、是非本編をご確認ください!
ホントにお得なのか!?チラシ・フライヤー印刷を検証してみた!
安くて綺麗!をウリにしている印刷通販は数知れず。でも本当に安いのでしょうか?
家庭用のプリンターだってとっても綺麗に印刷できますね。
この企画では、イロドリを使用した場合、コンビニのプリンタを使用した場合、家庭用のプリンタを使用した場合の3つのパターンで実際に印刷を行いました!
検証の結果…驚愕の事実が判明…。イロドリを利用すると、家庭で印刷するよりも1枚あたり40円以上も安い!
そこまでの枚数を印刷するわけじゃないし…と印刷通販の利用を渋っていた方でも、この検証結果を読んだらきっと利用してみたくなるはず! 一枚一枚印刷をしていた方は是非イロドリへ!
イロドリで扱う様々な商品を、身体を張って検証してきた本企画。
惜しくも今回で最終回…。
これまでの記事を読んで、少しでもへぇ〜とか、そうなのか!と共感していただければ幸いです。
ご愛読ありがとうございました!
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