名刺印刷におすすめ!3種の用紙を徹底比較|選ぶ用紙で印象が変わる!!

名刺印刷には、チラシ印刷には存在しない、厚紙ならではの用紙が多数あります。
今回は、社会人の必須アイテム『名刺印刷』の数ある用紙の中から特徴のある用紙について検証します。
名刺の用紙をくらべてみた!
名刺として使用できる用紙ってどのようなものがあるのでしょう?実際の用紙で確認してみましょう。
オフセット印刷とオンデマンド印刷のそれぞれの印刷方法に対応する用紙が豊富にあります。
こちらがオフセット印刷の用紙です。


こちらはオンデマンド印刷で扱っている用紙です。
用紙なんてどれも一緒では?と思っていましたが、これだけ並べてみると用紙の色味や厚み、風合いなどそれぞれ特徴が見受けられます。
そんな中、オンデマンド印刷の対応用紙に、『和紙』というネーミングが付いた用紙を発見!

用紙の説明には、「和紙のような風合いがあり、インキが乗った表面には若干の光沢を帯びる特徴があります。縦書きの名刺や絵はがきなどに向いています。」と書かれていました。
この用紙を使うなら、書体は行書体で、もみじの絵柄を入れて縦書きの名刺を、なんて、つくってみたくなりました!
今回は数々の用紙の中からイロドリック編集部がさらにおすすめする用紙で検証してみようと思います。
おすすめの用紙をくらべてみた!
まずは、程よいツヤ感が特徴の『アートポスト』
発色がよく、写真の印刷に向いている用紙です。イロドリが扱っているコート紙の厚手タイプが『アートポスト』となります。
挨拶状やポストカードにも使われています。

続きまして『普通紙クリーム』
その名の通り、用紙自体がほんのりクリーム色になっております。
用紙の表面の質感は、平滑ですが色のおかげで優しい雰囲気の名刺に仕上がりました。
ちょっとレトロな雰囲気にも感じられますね。

そして『IJ(アイジェイ)』
アルファベッドの表示のみでは、どんな特徴があるのかなんとも想像しがたい用紙。
イロドリのサイトの説明によると、「インクジェット出力に適している用紙です。インクの染みこみが早い為、スタンプカード等の用途にも適しています。」と書かれていますが…
お!触ってみると違いがわかる!!
『アートポスト』と『普通紙クリーム』では違いを感じませんでしたが、この『IJ(アイジェイ)』の用紙、質感が全く異なります。
キメが細かくシルクのような触り心地です。すべすべでサラサラ~(*´∀`*)
比べてみると用紙の白さが際だっています。

名刺交換するとき、名刺のデザインがステキ、発色がイイ!のはもちろんですが“触り心地”も重要ですね!
用紙の質感も印象に残るポイントではないでしょうか。
+αで、さらにやわらかい雰囲気の名刺に変身!?
名刺は長方形が一般的ですが、ひと工夫するだけでイメージが少し変わります。
オプション加工になりますが、その名も『角丸(かどまる)』
印刷物の角を丸く仕上げてくれる加工です。

角が丸くなっただけでこんなにやさしい雰囲気の名刺になりました。受け取った相手も印象に残りやすいですし、ショップカードとしてもかわいいですね。
まとめ
3週にわたってお送りした名刺印刷の特集はいかがだったでしょうか。
これまでの結果をまとめてみました。

【品質の良さ】
オフセット印刷>オンデマンド印刷
オフセット印刷は、細かいデザインもきれいに表現できました。
【価格の安さ】
オンデマンド印刷>オフセット印刷
必要な枚数や印刷納期など条件によって差分はありますが、オンデマンド印刷の方がお得なケースもございました。
さらに、用紙の違いでは
【発色の良さ】
アートポスト>普通紙クリーム=IJ
“アートポスト”は印刷の適性を上げるために、用紙の表面に特殊な塗料を塗布しています。その影響より発色が他より優れている結果となりました。
【用紙の価格】
普通紙クリーム=IJ>アートポスト
印刷納期が1日で比較した場合お得な価格帯となっておりました。
【白色度】
IJ>アートポスト>普通紙クリーム
それぞれ並べて比較したところ、“IJ”の白さが際立って輝いておりました。
【質感】
IJ>普通紙クリーム>アートポスト
手触り感が他より抜群に優れており、シルクのような触り心地でした。
印刷方法や用紙によって特徴が異なるので、使用用途や好み、予算などにあった用紙選択をしてみてはいかがでしょうか。
今回は厳選されたこの3種類の用紙を比較しましたが、前述したとおり名刺に適している用紙は他にもたくさんあります!ぜひ色々と挑戦してくださいね。
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