バックナンバー IRODOLIC! の歴史がわかる! 2015年1月~2016年3月の記事アーカイブ。

連載:検証してみた

オンデマンドとオフセットの違いは?名刺印刷の特徴を徹底比較 
こんにちは。WEBサポートの山本です。
イロドリ商品の機能性や耐久性をいろんな視点で検証していくコーナー。
今月は、社会人の顔とも言える必須アイテム“名刺・カード印刷”を検証しています。

オンデマンド印刷とオフセット印刷の名刺が届きました!


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印刷の違いを比較するために、印刷方法(印刷機)が異なる商品をそれぞれ注文してみました。
これらの商品は、生産している工場も異なるため、別々の梱包で届きました。

梱包形態を比べてみた!


突然ですが、問題です!!
以前の検証で実際に“チラシ・フライヤー印刷”を注文したときの梱包方法を覚えていますか?



そう、正解!!シュリンク梱包です!
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名刺のシュリンク梱包ってどんな感じかな?
大手通販サイトam○zonさんのような感じでしょうか・・・?
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イロドリのオフセット印刷の名刺は、専用ケースに入れてお届けしております。
こんなケースです。じゃん!!!
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しっかりとしたプラスチックケースですね。保管しておくのにも、携帯するのにも壊れにくくて便利です。

一方のオンデマンド印刷は、シンプルにビニール袋に包まれていました。
注文部数によってOPP袋やプラケースなど形態が変わるようです。
少ない枚数ですし、すぐに各自の名刺ケースに入れますので、簡易梱包でも大丈夫ですね。
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一目でわかる!?オンデマンドとオフセットの違いを検証してみた!!


それでは、名刺を見て印刷方式がわかるかな?
混ぜ混ぜしてみましょう!オフセット印刷の名刺はどーーーこだ?(笑)
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当たっているのでしょうか(・∀・)

違いが分かりやすいデザイン面で勝負!
正解は…
正直、これだけたくさん並べられると何が違うのかサッパリわかりません……
何がどう違うのか、途方に暮れてしまいした。

そうだ!
こんなときは、データチェック&印刷のスペシャリストの佐伯さんに当ててもらいましょう。
なんと佐伯さんは、イロドリックの山本名刺の仕上がりを見た瞬間、
「あ、コレはオンデマンドですね!」
とドンピシャで当てたスゴイ人なのです(゚∀゚)!!“今週のアドバイス”コーナーでも大活躍中ですよ!!

それでは、彼に解説していただきましょう!!

「オンデマンドの印刷物はですね、特徴があるのですよ。まずは、ココ!」

色の塗りつぶしの表現ですね。」
「パソコン上でキレイに見えていても、色の塗りつぶしの再現性はオフセット印刷より少し劣ってしまいます。印刷機や用紙の特徴上、色ムラが発生しやすいのです!」
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左がオンデマンド印刷、右がオフセット印刷の名刺

「曲線や斜線などの細い線も比較のポイントです。ギザギザ、いや、点線のようにも見えますね。これは、印刷の色はアミ点で表現しているため、色の濃度が薄い箇所で特に点で表現され、ガタガタの原因になります。印刷機の出力解像度も大いに影響しています。」
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左がオンデマンド印刷、右がオフセット印刷の名刺

さらに極め付けは、コレ!
「オンデマンド印刷は、テカテカ感があるんです!」
んん!?“テカテカ感”って??
なんでもトナーの特徴だとか。
「トナーとは粉末状のインクのことで、オンデマンド印刷ではこの粉末インクを使用します。用紙の上にトナーをのせているため、塗りつぶし面が広いと“テカテカ感”が際立って目立ちます。」
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と、淡々と説明していただきました。さすが!データチェック&印刷スペシャリスト!!!

「オフセット印刷はですね~、オンデマンド印刷より出力解像度が高いのです。
色の塗りつぶしの再現がキレイ!曲線や斜線もばっちり印刷されます。
そして、用紙にインクが浸透しているため、用紙独特の風合いも保っているのですよ。」

「ね、キレイでしょ!」

あらためて比較すると違いの差が明確に把握できました。
佐伯さんの解説があったからこそ!ですね。

キレイ加減で比較すると、オフセット印刷の方が抜群の品質の良さでした。
とはいえ、枚数はそれほど必要がない場合、数十枚単位で注文でき、豊富な紙種から選べるのもオンデマンド名刺の魅力でもあります。
それぞれの特長を活用して商品選択してみてください。

名刺が足りなくなったら、印刷通販の「イロドリ」へ
名刺の印刷はこちら

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