皆様こんにちわ。
イロドリ商品の機能性や耐久性をいろんな視点で検証していくコーナー。
今月は、イロドリでもご注文いただくことの多い「ポストカード」とのペンの相性を検証してみます。

「はがき・ポストカード印刷」に限らず イロドリの印刷商品は、用紙のバリエーションが豊富に揃っております。
「どれを選べばよいかわからない」
「用紙によって違いがあるの？」
といった方には『おすすめ』マークが付いた用紙「アートポスト」「上質紙」「マットカード」をおすすめいたします。
それでは、それぞれの用紙の斤量180kgに文字を書き込んでみましょう！
その前に、用紙についておさらい！

アートポストは、ほどよい光沢感があり、写真等の表現力に優れた用紙です。
マットコートは、光沢感を抑え、高級感のある仕上がりの厚めの用紙です。
上質紙は、書籍やノートなど、筆記特性に優れた用紙です。

そして、印刷用紙でよく耳にする単位（kg）は、用紙の厚みを表す単位のことです。
数値が増えるほど紙の厚みも増します。

カードや名刺では180～220kgの厚みの用紙をオススメしております。


今回は、普通のボールペンでTHE　検証タイム～！
日頃はPCにかじりついて働いているため、直筆でこんなに文字を書くのは久しぶり～の山本です。

上質紙とボールペンの書き込みの相性は？

上質紙は、通常の郵便はがきと同じ紙です。
紙の表面がさらさらしているのでとても書きやすいです。

マットコート紙とボールペンの書き込みの相性は？

続きまして「マットコート」。
ペンのすべりが滑らかですね。
厚みもあるので、筆圧高めな私にとっては、書きやすいです。
ペンが紙に沈む感触がありました。

…さすがに連続記入は、つ、疲れてきました。。。
最初は「IRODOLICの検証でふつうのペンで書いてみた。」と書いていたのですが、後半から「IRODOLICの検証でボールペンで書いてみた。」と
気づけば内容が微妙に変わってしまいました（笑）

アートポスト紙とボールペンの書き込みの相性は？

そして最後は「アートポスト」
んん！？
他の用紙に比べてペンの滑りがぜんぜん違います！
同じペンで記入しているとは思えないほど、とっても滑らかです。
手が疲れないというか、ペンの滑りがスムーズです。
全く力を入れずに書けます！

10秒後にこすってみた！

それぞれのポストカードに「IRODOLICの検証でふつうのボールペンで書いてみた。」と3回書き込み、10秒後に指で擦ってインクの乾きやすさを検証しました。


インキの乾きやすさ
アートポスト＞上質紙＞マットコート
ペンのインキの乾き具合を試してみました。
「アートポスト」は表面が滑らかなのですが、予想に反して擦ってもかすれませんでした。
「マットコート」はインクが溜まっていて擦った瞬間にインキがにじみました。

表面も検証してみた！

表面には全面にデザインを施し、ハート部分は自由に書き込めるようにしました。
ほとんど差は見られず、どの用紙も書きやすいですね。

表面の書きやすさ
マットコート＞アートポスト＞上質紙

インキの乗っていない裏面と比べると、表面の赤のインキが用紙に乗っているところは、書き心地が異なるように感じました。
ボールペンでは書き心地も乾き具合も用紙の種類による差はでませんでした。

次回は、ゲルボールペンで検証してみましょう。お楽しみに！！