CMYK?コート紙?印刷の基本を覚えようPart2
前回に引き続き、今回も新社会人の皆様へ向けて印刷物を作る際の基本をご紹介。
4月いっぱいは研修だった方も、そろそろ実務を任されている時期ではないでしょうか。
基本を覚えて、ステキな印刷物を作りましょう。
画面上では鮮やか色だったのに、印刷してみたら色がくすんでしまったことはありませんか?
これは、パソコンの画面と印刷物では「色の表現方法」が違うことが原因です。
パソコンやスマートフォンなどの画面の色は、「RGB」という「R:レッド、G:グリーン、B:ブルー」の3色の光を組み合わせることで表現しています。
3色とも存在していない真っ黒な状態(光っていない状態)を0とし、3色が最大値まで存在しているときに白となる方式です。
一方、チラシやポストカードなどの印刷物の色は、「CMYK」と呼びます。
「C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック(Key Plate)」の4色のインクを組み合わせることで表現しています。
4色とも存在していない真っ白な状態(紙の色が見える状態)を0とし、4色が最大値まで存在しているときに黒となる方式です。
※CMYの3色でも黒を表現できますが、インクの層が厚くなったり細かな文字がにじみやすくなるため、K:ブラックが追加されています。
光を組み合わせたRGBに比べ、インクを組み合わせたCMYKは表現できる色の範囲(色域)が狭いです。
そのため、CMYKで表現できる範囲外の色が設定されている場合、CMYKで表現できる範囲へと変換する必要があります。この変換により、色がくすんだように変わってしまうのです。
水色や黄緑など、蛍光色や鮮やかな色味が大きく変化しているのが分かりますね。
色味の変化は、どうしても避けて通れないもの。印刷物を製作する際には、変化しやすい色味の使用を避けましょう。 Adobe illustratorやPhotoshopなどの編集ソフトお使いの方は、あらかじめCMYKモードでの作成を行いましょう。
前回もご紹介したWEB校正サービスは、頂いたデータを印刷用に変換したデータでお送りしております。
WordやPowerPointで作成されたRGBのデータも、CMYKに変換した状態でお送りするので、印刷進行前に色味の確認を行いたい方は是非ともご活用ください。
※Microsoft officeで作成されたデータは、環境の違いによりデザインが崩れることがあるためWEB校正サービスは必須となります。Microsoft officeからPDF書き出しされたデータの場合には任意のサービスとなります。
イロドリでは様々な用紙をラインナップしています。
多種多様に豊富な用紙がありますが、今回はその中でも多くご利用いただいている3種類の用紙をご紹介します。
チラシに多く使用される用紙で、イロドリでもっとも注文されている用紙です。
まったく光沢がないわけではなく、上品なツヤ感が高級感を与えてくれます。
光沢が抑えられているため、ちらつきが少なく文字の多いデザインなどにオススメの用紙です。
会社や家庭用のコピー用紙を想像していただければわかりやすいのではないでしょうか。
紙の表面にツヤ感がなく、鉛筆やボールペンなどでの記入しやすい用紙です。
以上の3種類が多く使用されている用紙です。
チラシであればコート紙、会社の資料であれば上質紙を選んでおけば間違いないでしょう。
イロドリでは、このほかにも光沢の強さや白色度の違う用紙、和紙や色のついた用紙など、様々な用紙ご用意しております。
会員登録不要で紙見本を無料でお届けしておりますので、お気軽にご利用ください。
塗り足し、粗画像、RGBとCMYK、用紙の違い…と2回に分けてご紹介していきましたが、まだまだ印刷物の大事なポイントは沢山あります。
ご説明した4つのポイントを知っているだけでも、ステキな印刷物に近づけるはずです。
イロドリではチラシはもちろん、名刺や封筒などのビジネスアイテムも扱っています。さらには端をホチキスで留めた会議資料の印刷なども行っております。
会社のプリンターで作るよりも、印刷通販を使った方が時間の節約にもなりますね。データに不具合があったときには、専属のオペレーターがアドバイスさせていただくので安心ですね。
基本をしっかりとおさえて、ステキな印刷物を作りましょう。
4月いっぱいは研修だった方も、そろそろ実務を任されている時期ではないでしょうか。
基本を覚えて、ステキな印刷物を作りましょう。
RGBとCMYKの違いとは?
画面上では鮮やか色だったのに、印刷してみたら色がくすんでしまったことはありませんか?
これは、パソコンの画面と印刷物では「色の表現方法」が違うことが原因です。
パソコンやスマートフォンなどの画面の色は、「RGB」という「R:レッド、G:グリーン、B:ブルー」の3色の光を組み合わせることで表現しています。
3色とも存在していない真っ黒な状態(光っていない状態)を0とし、3色が最大値まで存在しているときに白となる方式です。
一方、チラシやポストカードなどの印刷物の色は、「CMYK」と呼びます。
「C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック(Key Plate)」の4色のインクを組み合わせることで表現しています。
4色とも存在していない真っ白な状態(紙の色が見える状態)を0とし、4色が最大値まで存在しているときに黒となる方式です。
※CMYの3色でも黒を表現できますが、インクの層が厚くなったり細かな文字がにじみやすくなるため、K:ブラックが追加されています。
光を組み合わせたRGBに比べ、インクを組み合わせたCMYKは表現できる色の範囲(色域)が狭いです。
そのため、CMYKで表現できる範囲外の色が設定されている場合、CMYKで表現できる範囲へと変換する必要があります。この変換により、色がくすんだように変わってしまうのです。
水色や黄緑など、蛍光色や鮮やかな色味が大きく変化しているのが分かりますね。
色味の変化は、どうしても避けて通れないもの。印刷物を製作する際には、変化しやすい色味の使用を避けましょう。 Adobe illustratorやPhotoshopなどの編集ソフトお使いの方は、あらかじめCMYKモードでの作成を行いましょう。
前回もご紹介したWEB校正サービスは、頂いたデータを印刷用に変換したデータでお送りしております。
WordやPowerPointで作成されたRGBのデータも、CMYKに変換した状態でお送りするので、印刷進行前に色味の確認を行いたい方は是非ともご活用ください。
※Microsoft officeで作成されたデータは、環境の違いによりデザインが崩れることがあるためWEB校正サービスは必須となります。Microsoft officeからPDF書き出しされたデータの場合には任意のサービスとなります。
印刷通販のイロドリ「WEB校正サービス」の詳細はこちら
WEB校正サービス
コート紙、マットコート紙、上質紙の違いとは?
イロドリでは様々な用紙をラインナップしています。
多種多様に豊富な用紙がありますが、今回はその中でも多くご利用いただいている3種類の用紙をご紹介します。
コート紙
程よく光沢のある用紙で、写真などの表現に優れています。チラシに多く使用される用紙で、イロドリでもっとも注文されている用紙です。
マットコート紙
コート紙に比べると表面の光沢が抑えられた用紙です。まったく光沢がないわけではなく、上品なツヤ感が高級感を与えてくれます。
光沢が抑えられているため、ちらつきが少なく文字の多いデザインなどにオススメの用紙です。
上質紙
書籍や資料などに多く使用される用紙です。会社や家庭用のコピー用紙を想像していただければわかりやすいのではないでしょうか。
紙の表面にツヤ感がなく、鉛筆やボールペンなどでの記入しやすい用紙です。
以上の3種類が多く使用されている用紙です。
チラシであればコート紙、会社の資料であれば上質紙を選んでおけば間違いないでしょう。
イロドリでは、このほかにも光沢の強さや白色度の違う用紙、和紙や色のついた用紙など、様々な用紙ご用意しております。
会員登録不要で紙見本を無料でお届けしておりますので、お気軽にご利用ください。
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印刷用紙見本帳
まとめ
塗り足し、粗画像、RGBとCMYK、用紙の違い…と2回に分けてご紹介していきましたが、まだまだ印刷物の大事なポイントは沢山あります。
ご説明した4つのポイントを知っているだけでも、ステキな印刷物に近づけるはずです。
イロドリではチラシはもちろん、名刺や封筒などのビジネスアイテムも扱っています。さらには端をホチキスで留めた会議資料の印刷なども行っております。
会社のプリンターで作るよりも、印刷通販を使った方が時間の節約にもなりますね。データに不具合があったときには、専属のオペレーターがアドバイスさせていただくので安心ですね。
基本をしっかりとおさえて、ステキな印刷物を作りましょう。
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