ラッピングのマナーを身に着けよう!慶事と弔事の違いとは!?
贈り物を包装紙などで包むのが基本ですが、フォーマルな贈答では包み方のマナーがあります。
お祝いごとの慶事とお悔やみごとの弔事では、それぞれ包み方が異なるため、正しい包み方でお相手に贈りましょう。
今回は、慶事・弔事のラッピングマナーをご紹介します。
慶事と弔事で包み方が違うのはなぜ?
慶事は結婚・出産などのお祝いごと、弔事は通夜・葬儀などのお悔やみごとのことをいいます。慶事の場合は、福が逃げないよう・慶びを受け止めるため、 弔事の場合は、不幸を流すため、という意味合いがあるため、それぞれ包み方が異なります。
斜め包みのポイント
「斜め包み」は、包装紙の長辺に対して箱を斜めに置いてから包みますが、 慶事と弔事それぞれ、重なる部分の上下が異なります。
慶事の場合、包む箱の上部を左に置くため、仕上がりは袋状の部分が上にきます。
弔事の場合、包む箱の下部を左に置くため、仕上がりは袋状の部分が下にきます。
キャラメル包みのポイント
「キャラメル包み」は、包装紙の中央に箱を置いて左右から包みますが、 慶事と弔事それぞれ、合わせ目の左右の重なり方が異なります。
慶事の場合、右側の包装紙が上(右前)にくるように包みます。
弔事の場合、左側の包装紙が上(左前)にくるように包みます。
のし紙の掛け方の違い
お祝いごとには「慶事掛け」、お悔やみごとには「弔事掛け」と、 贈答目的によってのし紙の掛け方が異なります。
「慶事掛け」は、品物の天地に対して、右ののし紙を外側(右前)に重ねます。
「弔事掛け」は、左ののし紙を外側(左前)に重ねます。
今回ご紹介したフォーマルな贈り物の包み方だけでなく、 誕生日プレゼントや、小分けにして贈るお土産などのカジュアルなシーンでの贈り物と、 贈る相手やシーンに合わせた様々な包み方があります。
正しい包み方の知識を身に着けて、ラッピングに役立てましょう。
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