印刷通販のイロドリでは、印刷物に穴を開ける、「穴あけ加工オプション」があります。
穴あけ加工は、壁掛けのカレンダーや、バインダーに綴じる資料、商品タグなどに利用されています。
今回は、カード印刷に「穴あけ加工」を追加して、バレンタインのタグ風のメッセージカードを作ってみました。

イロドリの穴あけ加工は何ができる？

イロドリではチラシ・フライヤー印刷、ポストカード印刷、カード印刷をご注文いただく際に、穴あけ加工をオプションとしてお選びいただくことが出来ます。
イロドリの穴あけ加工では、印刷物1枚に対し、最大で4つの穴を入れることが出来ます。

穴のサイズは、直径で3、5、6、8mmの4種類。
なお、穴あけ加工を追加する場合は、加工日数が1日追加されますので、生産納期のカウントにご注意ください。

メッセージカードの仕上がりイメージはこちら！

早速、B8サイズ【64mm×91mm】のカードを作成しました。


大きめの丸の中央に穴あけ1箇所を空けるイメージです。空けた周囲は、白いフチが残るようにデザインしました。
それでは、作成したデータに3mmの穴あけ加工の指示をしてみましょう。

穴あけ加工の指示の仕方

穴あけ加工の指示は、デザインデータに丸のデータを入れずに、入稿の際にデータと一緒にテキストをご入稿いただくか、備考欄での文章での指示となります。

1箇所に穴あけ加工をする場合

仕上がりの左端、上端からの２方向の位置から、穴の円の中心までの正確な長さを測ります。
今回制作したデータを参考に、まずは塗り足しを含めない、仕上がりサイズの端からの長さを測ります。


最初に、仕上がり線の左端から円の中心部分までの長さを測ります。
次に、上端の仕上がり位置から、円の中央までの位置を測ります。これで2方向からの長さがわかりました。

今回作成したデータの穴あけ加工の位置は、左端から「32mm」、上端からは「6mm」となります。
データ入稿する際は、【左端から穴まで32mm、上端から6mmに穴あけ】といった指示を記載して、ご入稿をお願いします。

2箇所に穴あけ加工をする場合

同時に2箇所の穴あけ加工がある場合は、穴と穴の間隔までの長さも指示します。
2箇所の場合は、穴と穴の中央からそれぞれの長さを測り、左端、上端、穴と穴の感覚の長さを文章でご指示ください。

「穴あけ加工」付きのカードを注文してみた！

B8サイズのカード印刷に「穴あけ加工」を追加したものを注文し、仕上がったものはこちら！

先程の数値の指示の通り、中央に穴が3mmで開いています。
穴あけした周囲の白いフチは、ハトメをイメージしておしゃれ感をUPさせました。


実際に注文して届いたメッセージカードを飾り付けてみました。
メッセージを添えてバレンタインデーをより盛り上げていきましょう！

まとめ

今回はバレンタインに向けての、タグ風のメッセージカードを制作してみました。
穴あけ加工は、加工する位置によって活用方法が広がります。この機会に穴あけ加工のデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか。