バックナンバー IRODOLIC! の歴史がわかる! 2015年1月~2016年3月の記事アーカイブ。

連載:納品先でお手伝い

「第14回 プレイタイム東京」に行ってみた! 
今回は、納品先企業のPicaflor Japan株式会社様の展示会に行ってきました!


訪問した先は、「第14回 プレイタイム東京」!

Picaflor Japan株式会社さんは、「プレイタイム東京」という、日本&海外こども、ベビー、マタニティブランドなどを集めた国際合同展示会を企画・運営してらっしゃいます。イロドリは、こちらの印刷物を一部担当させていただきました!

14回目となる今回は、2016年~2017年秋冬のトレンドのファッション、ギフト、ホーム、育児用品など、国内外の231ブランドが出展しているそうです。

私たち、実は、ママですし!
こども用品の展示会なんて楽しみすぎます!
それでは、行ってきます!

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会場に一歩踏み入れると
わ~~~カラフルで、ポップで
めっちゃかわいい!
わわわわわ~~~~~~!(コーフン!)


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「プレイタイム」は、パリ、ニューヨーク、東京と、3か所で展開しています。毎年、年間イラストレーターを決めて、その方のイラストでグラフィックを作るそうです。


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出展しているブランドも、もちろん、キャーキャー言ってしまうほど
かわいい、凝ってる、素敵、おもしろい、なんですが

とにかく、会場がアートな雰囲気満載。
デザインがかわいいんです!

この受付のオブジェも、
今年のテーマイラストから、アーティスト都築まゆ美さんが自由に発想したもの。真っ白なクマやトナカイさん、首から上がにゅーっと出てます! ちょっとシュール。

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展示会場は、カーペットで色分けされて、プカプカ揺れるバルーンにブランド名とブース番号が。エリア表示も、天井から大きなアルファベットがぶら下がっています。

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「当社の理念で、アートとモードは連動する、という創始者の考えがありまして。アートな空間作りにはこだわっています。会場内に、「トレンドスペース」として、アーティストによるインスタレーションのスペースを3カ所設けているんです」
と、広報担当の方。

「プレイタイム」には、毎年大きなテーマがあって、今年のテーマは「不思議がいっぱい」。

それをさらに3つの物語に展開、それぞれアーティストによるインスタレーションを製作しているんだとか。


見どころのアートゾーンに突入!


まず、ひとつ目は、こちら。
「シュルレアリズムな幻想郷」。
DAVID TAKAHASHIさんの作品。
ザクザクと切りっぱなしの布で作られた気球には、目玉が!
黄色の文字が積み上がって、なんてカラフルでエネルギッシュ。

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インスタレーションに合わせて、出展ブランドのお洋服をスタイリングして一緒に飾っているそうです。物語に合ったコーディネイトが斬新。

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トレンド、コンセプト、アーティストの紹介が掲げられていました。

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ふたつ目のインスタレーション。
「おとぎの冬物語」は、加藤かおりさんの作品。紙を折ってドレスになっていました!
スタイリングされたお洋服も
レースやファーや、ふわふわ。ナチュラルカラー。

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紙です!すごい!
紙です!すごい!


3つ目のインスタレーション。
「フローズンワールド」。
オレリー・マティゴさんの作品。
天井からぶら下がる、にょろにょろの物体は木の枝をプリントしたオブジェだそう。


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アーティストの選出は、パリ、ニューヨーク、東京それぞれで行っているそうです。
同じワードから発想するものも、アーティストによって様々。
国によっても変わるそうです。
面白い!


アートディレクションには、妥協なし!


「プレイタイム東京」の空間デザイン、グラフィック、その他すべてのアートディレクションを手がけているのが、マリー・チャプスカさんです!

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「弊社のグラフィックは、すべてフランスの事務所にいる彼女のディレクションで行われています。アートディレクションは、妥協しません。インスピレーシンを受けて、次のトレンドは何か、を発信することも、私たちの役目だと思うからです」と、お話を伺った、同社の森貴容子さん。

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森: 「楽しく仕事をして欲しいので、楽しい雰囲気に。販促物と会場作りにはこだわっています。出展ブランド様と来場者様に満足していただける、最高の環境を提供します」

気がつけば、そこかしこで、商談が繰り広げられています。

 スペイン、デンマーク、フランス…と世界各国から集まるブランドたち。
国内では、こども、ベビー、マタニティを専門に扱った大規模な展示会は、他にあまりないようです。バイヤーさんたちからも、「滅多に出会えないものに出会える」という声をたくさんいただいているそうですよ。



イロドリ、発見!



そんな「プレイタイム東京」の中で
イロドリが担当したのは…


まず、A1サイズの会場マップ!

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そして、「カスタマイズ招待状」。
招待状の情報、写真を、出展者ごとに変えて、印刷し、出展者の元へ納品するというもの。デザインはフランスで行い、イロドリが印刷を担当しました。30種くらいになりました。

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他にも、A3変形の招待状や、出展申込書、搬出に関する注意書き、チラシなどなど…


森: 「12月、1月で、40件くらい、発注したでしょうか?」

ありがとうございます!!
こんな素敵な展示会に関われたなんて、光栄です!
ああ、現場を見るって、大切ですね。
モチベーションアップです!うちのオペレーターたちにも見せてあげたい。



フランスから、イロドリへ?!


–ところで、御社は2012年からイロドリを使ってくださっておりますが、きっかけは、なんですか?
森: 「以前は、フランスで印刷して、出来上がったものを東京に送っていたのですが、東京の展示会の規模が大きくなってきたのです。そこで、フランス事務所の日本人スタッフが、イロドリを見つけて、フランスから発注し、東京に納品するようになりました。時差が7~8時間あるので、最初は聞きたいことがあっても電話ができない…ということもあったそうですが、現在はチャット対応ができたので、とても便利になったと話していました」


–なんと! フランスから発注してくださっていたのですね! 感激!
森: 「前回から始めた「カスタマイズ招待状」は、出展者さんそれぞれの写真をもらって、入れ込んでデザイン、印刷までして送るというサービスです。イロドリの営業さんが来てくれて、入稿をメールのやり取りのみで済むようにしてくれました。出展者さんたちにも、大変好評です」


「きれいなパッチワークのような」企業


そんな一大展示会を運営しているPicaflor Japan株式会社さんですが、なんと、東京のオフィスでの従業員は3名だとか!

企画やアートディレクション、製作、出展者の審査などは、フランスの事務所で行っているそうなのです。


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森さんとマリーさん。

森: 「そうなんです。私たちの共通言語は、フランス語で、普段はスカイプを使って、パリやニューヨークとコミュニケーションを取っています。フランスの事務所には、フランス人、スウェーデン人などいろいろな国の人がいます。いろんな言語やアイデア、テンションがあって…。楽しいですよ。そういうものがうまく交じり合ったのが、私たち。まるできれいなパッチワークのようなイメージです」

素敵です!
トランシーバーで
フランス人スタッフと連絡を取り合う姿も
めちゃめちゃかっこいいーーー!


海外からイロドリを見つけて、使ってくださっていたなんて、感慨深いです!インターネットで、世界中繋がっているという事実を、あらめて、目の当たりにした感じです。




最後に

プレスコーナーには、各ブランドのフライヤーがいっぱい!
「この仕様、面白いね!」
「この紙、いいね〜」
「このデザイン、素敵!」
フライヤーのコレクションに走るイロドリ編集部。
私たち、印刷物に目がないんです。


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おまけ。

かわいいキッチンカーのあるレストランゾーンで、ベジランチも買っちゃった♪
ひゃっほー。

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こんな感じで、展示会を大満喫してしまいました。
大人でも欲しくなる、かわいくて、コンセプチュアルな商品群に、ノックダウン! 
印刷物を通じて関わる世界の広さに、あらためて感動しました。
幸せなひとときでした!


Picaflor Japan株式会社様、ありがとうございました!





<今回の訪問先> Picaflor Japan株式会社様
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