バックナンバー IRODOLIC! の歴史がわかる! 2015年1月~2016年3月の記事アーカイブ。

連載:無茶なおねがいをしてみた

横断幕でタカシを元気づけよう! 
みなさんこんにちは。
イロドリのオペレーターさんに無理難題をふっかける企画「無茶なおねがいをしてみた」も、今回で10回目を迎えました!(パチパチパチ)
そんな記念回であるならば、私が登場しない訳にはいかないでしょう。
ご無沙汰しておりました、IRODOLIC! 編集部T中です。

突然ですがみなさん、友達を大事にしていますか?
落ち込んでいるときや嬉しいとき、やっぱり側には友達がいますよね?
そんな友達の尊さは、きっと誰もが感じているはず。
ともすれば、“友達のため”という言葉を用いた依頼は、それが例え無茶なものであれど、誰もが協力したくなるはずなのです。

そこで今回、私T中が、“大の親友を元気づけるために奔走する男”になりきり、
“盲腸”で入院した親友タカシを励まします!

注文するものは、病室に飾る「横断幕」。
仲間のメッセージが一杯に書かれた横断幕をもらえば、タカシもきっと元気になってくれるはずです。
DSC_0961 で、でかっ! これを作るのは難しいのでは……。

しかしながら横断幕は、イロドリの注文フォーマットには無い商品。
果たして“友達のため”という口実のもと本気で注文すれば、横断幕の制作は可能なのでしょうか。

それでは、検証スタートです!

イ: イロドリサポートセンターの方【今回は金村さん(仮名)】
T: IRODOLIC! 編集部のT中

(カッコの中は心の声)

久しぶりに無茶ぶりしちゃうよ!


DSC_0962 おっ!この緊張感、久々!!

イ: お電話ありがとうございます。
イロドリお客様サポートセンターの金村でございます。
(おっ、男性だ)
T: もしもし、突然ですがひとつご相談があるんです。
イ: いかがいたしましたか。
T: 実はですね、私のすごく仲が良かった友人が入院してしまいまして。
イ: は、はい……。
T: 盲腸とはいえ、すぐに戻ってきてくれますよね、あいつなら。そうだ、俺が心配してもしょうがない。信じるしかないんだ。
イ: そ、そうですね。
(状況を察して、声のトーンが低くなった。空気を読む力◎!)
T: おっとすみません、取り乱してしまいました……。
それで今、その友達をどうにかして元気づけられないかと思っているんです。
何をすれば喜んでくれるかなって考えたのですが、僕も含めてあいつの友人全員分のメッセージが入った横断幕をお見舞いにあげたいなと思って
イ: さようでございますか。
(な、なに。動じていない。よくある注文なのか!?)
T: 自分がすごく字が下手なせいもあるんですけど、みんなのメッセージを入れるってなると、やっぱりプリントした方がいいかなと。
イ: は、はい。
T: それでいざ作ろうってなったときに、たまたまイロドリさんのホームページ見つけて、電話したんです。
イ: 承知致しました。横断幕ということでうかがっているのですが、一般的なイメージで横断幕といいますと、布で大きなものというイメージのものをお考えということで宜しいでしょうか。
(この冷静な語り口は、きっとイロドリオペレーターのエースだ! 今回はエースと対決ってわけだ!)
T: 病室の壁一面に飾りたいなと思っているので、大きさは10帖くらいの部屋の壁にかけられて、その文字が寝ながらでもはっきり見られるイメージです。
イ: となりますと、大体1m×1mくらいの大きさになりますでしょうか。
T: いえ、もっと大きいですね。
そうですね、壁一面なので3m×5mくらいでしょうか。
(ふっ、無茶ぶり隊は、提案されたものに簡単に「はい」とは言えないんだぜ。)
イ: 縦3m、横5mですね。かしこまりました。
大変恐縮なのですが、そういった商品は弊社のサイトから直接ご注文いただけないものになっておりまして、別途見積もりが必要になる商品なんです。
営業担当のものにお繋ぎ致しますので、少々お待ちいただけますでしょうか。
(営業の方が登場!? 初の展開や!! ワクワク!)

DSC_0967 営業マンかかっておいで!

……♪……♪……♪……15秒経過

(は、はやい!)

営業マン登場!!

イ: お電話代わりました、佐藤(仮名)と申します。
T: 先ほどちょっとお話したんですが、横断幕を作りたいなと思っておりまして……。
イ: はい、担当からおうかがい致しましたが、3m×5mとのことですね。
(くっ、わずか15秒の交替時間で注文内容の疎通がとれてる! この素早くかつ正確な連携は、まさに印刷界のバルサ!)
T: そうですね。それでも少し小さいかなという気はしているんですが。
イ: 縦3m、横5mですよね……? 
ちなみに、素材はすでに考えられてますか?
T: 今のところないですね。紙だとヨレヨレになっちゃうので、布っぽいのがいいかなと。
何かおすすめありますか?
イ: そうですね。生地に関しましてはさまざまな種類がありまして。
例えば一番お安くしたいのであれば、「タペストリー」といわれる、少しザラザラしたものがお値段的には一番ですね。
あとは、手触りが滑らかなものや、遮光性があるもの等がございます。最も一般的なものはタペストリーですね。
T: なるほど。タペストリーって、イメージとしてはどういった感じのものになるんですか?Tシャツみたいな生地ですか?
イ: Tシャツというよりは、よくお店の前にのぼりがたっていますよね? あれと同じ生地感ですね。
T: なるほど。薄めなんだけれど、しっかりしているあの生地ですね。
イ: そうですね。そのため、どちらかというと布というよりは、のぼりをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。
(質問に間髪入れずに分かりやすく答える、さすが営業マン!)
T: そうなんですね。よくわかりました!
ところで実際これほど大きなサイズって注文できるものなのですか?
イ: そうですね、弊社の方でも3m×5mクラスの注文は初めてですね。 例えば単に細長いものとかはあるんですけど、大きい物ですと、機械の関係で物理的に難しいかもしれないので、現場に確認してみないとわからないところではあるのですが。
ですので、ちょっとそこは一度確認致しますね。
T: わかりました。ありがとうございます。
イ: ちなみに、どれくらいの納期をお考えですか?
T: 11月中には届けたいですね。
あいつの入院長引きそうなんですけど、早い方が喜ぶと思うので。
イ: 早めですね。承知致しました。
あとは、色はカラーを入れるイメージでよろしいでしょうか。
T: そうですね。
イ: ありがとうございます。それらの内容を一度現場に確認致しますね。
T: ちょっと、ひとついいですか? 
私この友人とすごく仲良かったんです。これまで何やるにしてもあいつと一緒で。「俺らふたりなら、なんでもできるよな!」 なんて話していたんですが……。だから、なんとしてもここは元気づけたいのです。なんとかお願いします!

DSC_0975 この思い、届け!!

イ: かしこまりました! 努力して参ります。
(おっ、意気込みを感じたぞ。熱意が伝わったんだ! 佐藤さんもきっと友達思いの人なんだな)
イ: 可否が分かり次第、ご連絡できればと思いますので、ご連絡先教えていただけますでしょうか。
T: はい、080-0000-0000。私T中になります。
(あれ、つい本当の電話番号を教えちゃった!! こんなこと今まであったか!?)
イ: 承知致しました。では後日ご連絡さし上げます。
本日はお電話いただきありがとうございました。

イロドリ「無茶な〜」シリーズ初!
本当の電話番号を伝え、先方から折り返しを待つという状況に。

DSC_0985 さ、佐藤さん。頑張ってくれ!!

果たして結果は!?

折り返しの電話を待つ私T中。
ところがなかなか電話は来ず。

佐藤さんに相当変な人と思われてしまったのか……。

い、いや、間違った電話番号を教えてしまったのか!!?
いてもたってもいられない! よし、こうなったらイロドリに電話してみるしかない!!

T: 私、先日そちらで横断幕を作りたいと電話したものでして。
営業の佐藤さんはいらっしゃいますでしょうか。
オ: 佐藤ですね、少々お待ちください。
(さあ、横断幕の可否が明らかになるぜえええ!)
オ: お待たせ致しました。
誠に申し訳ありません。佐藤ですが、ただいま外出中となっておりまして。
T: あ、そ、そうですよね。やっぱりお忙しいんですね。
では私の方から後日折り返します……。


イロドリ営業部さん、相当多忙な模様……。

DSC_1006 無念のT中

T携帯: プルプルプルプル プルプルプルプル
イ: もしもし、私イロドリの鈴木と申します。
(電話きたぁあああああああああ!!)

この度は横断幕をご注文いただきありがとうございます。弊社佐藤からお話をおうかがいしまして、お客様からいただいた注文に関しまして検討させていただきました。
T: は、はい。
(緊張の一瞬……。横断幕はど、どうなる!)
イ: こちら……制作できます!!

DSC_0997 や、やったぁああああああああああ。 世界のみんな! 横断幕作れるぞー

T: あ、ありがとうございます。ほ、ほんとに作っていただけるんですね!?
イ: はい、制作させていただければと思います。
T: やった、嬉しいです!
イ: はい。可能なのですが、こちらかなりサイズの大きいものになりますので、制作にあたって2種類からお選びいただきたく存じます。
T: といいますと?
イ: 布1枚で制作するものと、布2枚で制作するかお選びいただきたく形になります。
布1枚ですと、つなぎ目がないですが、値段が高くなります。その分布2枚で制作致しますと、つなぎ目が入ってしまうのですが、その分値段が下がります。
それぞれ布1枚ですと54700円、2枚ですと29200円、各税別になります。
T: なるほど。つなぎ目って結構目立ちますか?
イ: いえ、それほど目立ちません。かなり近くで見ない限り、分からないかと思います。
T: わかりました。ありがとうございます!
イ: ではこちらご検討いただき、後日お決まりになりましたら弊社までご連絡いただけますでしょうか?
その際に、弊社WEBサイトのパスワードをお教え致しますので、そちらからご注文いただく形になります。
T: 了解致しました! 決まり次第すぐに電話します!


以上。


横断幕というフォーマット外の商品を注文致しましたが、

制作可能とのことです!!!!!!

友達思いのアツイ集団=イロドリ

“友達のため”の行動は、どこまで人を動かすかというテーマで始まった今回。
フォーマット外の注文にも関わらず、横断幕の制作OKいただきました!

これまで、イロドリオペレーターさんは、優しい・親切・丁寧等、さまざまな対応を見せてくれました。

私T中、今回のやりとりを通じてまたひとつ、イロドリオペレーターさんの特徴を見つけてしまったのです。

なんと言っても彼らは、

友達思いのアツイ集団なのです!!!

横断幕制作に向けて、彼らを動かしたのはきっと「友達のためか……。ならば本気出すしかねえじゃねえか」というアツイ心。
私、今回の体験を通じて、

さらにイロドリのファンになってしまいました。

最後に、
オペレーターさん、営業の佐藤さん、鈴木さん。お忙しいときに無茶なお願いをしてしまい、さらにそれに応えていただいたのにも関わらず注文せずに申し訳ありません……。(今さら)
しかしながらひとつご容赦ください。

我ら無茶ぶり隊の挑戦はまだまだ続きます!


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