バックナンバー IRODOLIC! の歴史がわかる! 2015年1月~2016年3月の記事アーカイブ。

連載:無茶なおねがいをしてみた

最終回!“神対応”なオペレーターさん、超勝手にランキング 
こんにちは!IRODOLIC! 編集部のA元(仮名)です。

1

数々のイロドリのオペレーターさんに、数々の無茶ぶりを敢行してきたこの「無茶なお願いをしてみた」のコーナー。

今回、みなさんに重大なお知らせがあります。
2
なんだなんだ??

な、なんと、最終回なんです!


3
男泣きってやつです!


これまでお付き合いくださった読者の皆様、ありがとうございました。

ということで、今回は印象に残っている「無茶なお願い」を振り返り、我々の(ホントに)無茶なお願いに、仏のような心でやさし〜く対応してくれたイロドリのオペレーターさんたちを讃える総集編をお送りします。

題して、IRODOLIC! 編集部のA元が独断と偏見で選んだ、
「これは親切すぎる! “神対応”なオペレーターさん、超勝手にランキング ベスト3!」

結局、仏なの? 神なの? というツッコミは無視して、早速、第3位から発表していきます。


3位:「脅威の新人! 丸山さん(仮名)」


元ネタは、
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「目指せ! 保留5回」新人さんに“一軒家を隠せる大きさのポスターを作れるか”聞いてみた

「目指せ! 保留5回」新人さんに“一軒家を隠せる大きさのポスターを作れるか”聞いてみた


イロドリではオペレーターさんに対し、「お客様からのお問い合わせは、なるべくお待たせしないで対応する」という教育をしています。
そこでこの回ではIRODOLIC! 編集部のN山が、当時の新入社員に保留ボタンを合計5回押させるべく、「一軒家を隠せる大きさのポスターを作りたい」というふざけた要求をぶちかまし、判断に迷いそうな質問を脇目もふらず投げまくったのでした。

それでは、丸山さんの神対応ぶりを振り返っていきましょう。

※会話はところどころ省略したり読みやすいように編集したりしています。ご了承ください。

丸: オペレーターの丸山さん(仮名)
N: 編集部N山
丸: お電話ありがとうございます。イロドリサポートセンターの丸山でございます。
N: 今度一軒家を建てることになりまして、実はサプライズを計画しているんですよ。
丸: はい。
N: それで、家を隠せるくらいの大きなポスターが作りたいんです。
丸: はい。家を隠すようなポスターと申しますと、包むようなかたちですか? 立った目線から隠すポスターですか?
N: そ、そうですねえ。できれば包むくらいの大きさで……。

みなさん、この丸山さんの「大物ルーキーぶり」、わかりますか? 
「家を隠せるくらいの大きなポスターが作りたい」なんて要求されて、
「はぁ〜??」以外の回答ができる人がいるんですね。
「家を隠すようなポスターとは、包むようなかたちですか? 立った目線から隠すポスターですか?」なんて返せるのは、もはや神だけでしょ!
一瞬でそんな回答を導き出せる思考回路。きっと丸山さん、“大喜利”も得意だと思います。
そして、続きはというと……。

丸: はい、かしこまりました。何点かご確認してもよろしいでしょうか。おうちの方ですが、大きさは……、だいたい高さなどをお教えいただけますでしょうか。
N: 20坪で8.5mくらいなんですけど。
丸: こちら確認いたしますので、少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか?
(保留中)
丸: 大変お待たせいたしました。確認いたしましたところ、申し訳ございません。おうちを包むほどの紙というのが弊社ではちょっと用意がございませんので、最大1320mm、1.3mの紙ならご用意できるということです。薄い紙はちょっと対応しかねてますので、一般的なコートの紙でしたらご用意できるとのことです。
N: その大きい紙をつなげて貼れば作れるんじゃないですかね?
丸: つな……1320mmをおつなぎまでは…、加工…おつなぎ…。
失礼いたしました。おつなぎしたかたちで納品でよろしいでしょうか?
N: できればそのほうがいいですね
丸: できなければ、1320mmを2枚でよろしいですかね?
N: 2枚だと足りないんじゃ……。
丸: し、失礼いたしました。申し訳ございません(笑)。少々お待ちください。
(保留中)
お待たせいたしました。つなげたままでの納品はできませんが、1320mmを十数枚の納品ならできるとのことです。
丸: できなければ、1320mmを2枚でよろしいですかね?

〜以降省略。

というわけで、「8.5mの家を包むポスターを印刷する」という現実をつきつけられたとき、「果たして本当に刷れるのか?」ととまどい、1回目の保留をしてしまった丸山さん。
さらに、「最大約1.3mの紙しかない」と言っているにもかかわらず、「つなげて大きくできないか」という編集部N山の超無茶ぶりに動揺して、2回目の保留をしてしまったのでした。

でも、本気で5回保留させようとした編集部N山(なんてヤツだ)に対して、ルーキーにもかかわらず保留回数を2回におさえ、しかも非常に丁寧に対応してくれた丸山さんには心底頭が下がります。
イロドリの新人教育のレベルの高さ、丸山さんのプロ意識を見ることができた回でした。
それでは、N山の無茶ぶりに付き合ってくれた丸山さんに、IRODOLIC! 編集部より
「おどルーキー(驚き)の、超瞬発力対応で賞」を贈呈いたします。
丸山さん!おめでとうございます!


つづいて第2位の発表です!

2位:「DAI語(ダイゴ)を優しくスルー! 沢田さん(仮名)」


元ネタはこちら
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DAI語(ダイゴ)でエレキギターに印刷してウィッシュ!

DAI語(ダイゴ)でエレキギターに印刷してウィッシュ!



私A元(仮名)が「エレキギターへのプリント」を「DAI語(ダイゴ)」で注文するというもの。
ちょうどこの時期は、24時間テレビの放送前。DAIG●さんが100キロ走るということで、応援の気持ちを込めた企画でした。
いきなりDAI語で喋る相手に対して、イロドリのオペレーター沢田さんはどんな神対応を見せてくれたのでしょうか。それでは振り返っていきましょう。

沢: オペレーターの沢田さん(仮名)
A: 編集部A元
沢: イロドリのオペレーターの沢田さん(仮名)
A: IRODOLIC! 編集部のAM(カッコの中は心の声)
沢: お電話ありがとうございます。イロドリサポートセンター沢田です。
A: あーMSMS、もしもーし。聞こえますか?
沢: はい、聞こえております。
A: エレキギターに印刷してウィッシュ!
沢: エレキギターに印刷をご希望ですね。シールのようなものに印刷するということではなく?
A: そーっすね。あのぉー直接ギターにプリントしてほしいんすよね。
沢: 少々お待ちください。

やっぱりプロのオペレーターはすごいですね。 全く動揺を見せることなく、私のDAI語を、冷静に受け流していきます。逆に、こっちの心が折れてしまいそうになったほど。
ただ、その口調が決して冷ややかな雰囲気ではなく、「ちゃんと受け止めながらもあえて流してくれている感」が伝わってきて好印象だったのを覚えています。

それにしても、やっぱりギターに印刷は難しいのか!? と待つこと1分半。ギターへの印刷は「まとまった数の本数ではないと受け付けていない」とのこと。
沢田さんにスルーされないように、今度はDAI語で質問していきます。

A: ところでボク、今度24時間KZNSするんですけど、イロドリさんも24時間KZNSしてますよね?
沢: えっと……申し訳ありません。KZNSというのは?
A: 完全燃焼です!
沢: あ、かんぜんねんしょう。はい。
A: 24時間体制って大変じゃないですか?
沢: そうですね。バランスよくシフトを組んでいるので、問題はありません。
A: 最後にもう一個だけいいですか?プリントする言葉なんですけど、MKSとSKTどっちがいいと思います?
沢: 申し訳ございません。どちらも意味が分かりかねておりまして(笑)
A: MKSが「負ける気がしない」でSKTが「精も根も尽き果てた」です。
沢: 私の個人的な意見ですと、MKSの方が。
A: お! そっちきます? 何でですか?
沢: 強気な感じがいいですね
A: じゃあまたSKSGして連絡します。あ、SKSGは分かります?
沢: 申し訳ございません……。
A: 試行錯誤っすよ、試行錯誤!
沢: あ、勉強になります。
A: (笑)。ありがとうございました。
※本文中に出てくる略語の中には、DAIG●さんが実際に使用していない造語も含まれています。ご了承ください


DAI語で質問を畳み掛けるA元に対して、沢田さんは思わずこちらが調子に乗ってしまうほどの心地良いリアクションを取ってくれました。
「MKS(負ける気がしない)とSKT(精も根も尽き果てた)のどっちがいいか?」という質問に対して、「個人的な意見ですと」と前置きした上で、MKSの方がいいと答えてくれた沢田さん。
「強気な感じがいい」と丁寧に理由を説明してくれました。DAI語で喋り続ける私に対して、終始プロの姿勢を崩さず、それでいてほどよい温かみをもって対応してくれた沢田さん。
神対応、というより、聖母マリアのような癒しの対応でした(涙)。本当にありがとうございました。
感謝の気持ちを込めて、IRODOLIC! 編集部より「優しすぎて、惚れてしまウィッシュ賞」を贈呈したいと思います。



それでは最後、栄光の第1位の発表です!!!!!!!!!!!

ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルル……(ドラムロールのつもり)

ジャン!!!

1位:「痛い系女子にも紳士なイケメン(想像)佐藤さん」


元ネタはこちら!
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独身最後の記念に等身大パネルを作りたい!(前編)

独身最後の記念に等身大パネルを作りたい!(前編)


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独身最後の記念に等身大パネルを作りたい!(後編)

独身最後の記念に等身大パネルを作りたい!(後編)


2回にわたってお送りした壮大な(?)物語。
この回では、編集部のJ内が「独身最後の記念に」という設定のもと、「カレイド印刷(高画質な印刷)で等身大パネルをつくりたい」という無茶ぶりを敢行。
語尾を伸ばしながらナウでヤングな女の子を演じるJ内に対し、爽やかに、なおかつ感情をこめて答えていく営業の佐藤さんが素敵でした。
痛い系女子にも優しい、そのイケメンっぷりを振り返っていきましょう。

佐: オペレーターの佐藤さん(仮名)
J: 編集部J内
J: 独身最後の記念的な感じでぇ、私の写真を印刷してほしいんですー。
佐: なるほど!
J: でー、「カレイド印刷」っていうのがなんかすっごいキレイにできる的なこと書いてあったんでー、それでお願いしたいんですけどわかんないことがあってー。
佐: はいっ、なんでしょうか?
J: いままでの印刷とどう違うのかなーとか思ってー。
佐: はいっ、従来ですとRGBモードで表示されていた色をCMYKモードに変換しなければならず、その過程でどうしても色がくすんでしまうことがあったのですが、カレイド印刷の場合は印刷できる色の幅がとても広いので、色の変化が非常に少ないんです。特に肌色はキレイに印刷できると思います。

カレイド印刷がわからない、という質問に対して、ハキハキと、わかりやすい解説をしてくれた佐藤さん。
佐藤さんの解説を聞いただけで、カレイド印刷がどれだけすごいかをうかがい知ることができます。カレイド印刷って、名前がおしゃれなだけではないんです!

J: あっ! あのぉ、サイズ感なんですけどぉ、
佐: はいっ。
J: 等身大パネルにしたいんですよぉ。
佐: あ、等身大パネルなんですね。かしこまりました。
こちらは規格外印刷になりますので、詳細をメールして頂き、お見積もりをお送りさせていただく流れになります。

等身大パネルって普通の印刷屋さんならできないのでは?と思っていましたが、イロドリはそんな無茶ぶりにも対応してくれることがわかりました。規格外印刷にもかかわらず、動揺しない佐藤さんの対応も光ります。
そして……。

J: ていうか、パネル用の写真、スカートで撮っちゃったんですけどー、パンツの方がスラッと見えたりしますー?
佐: いえ、どちらでも素敵だと思いますよ。
J: なんかぁ、この写真見せたら旦那が「服がかわいくない」とか言い出してマジありえないとか思ってー。
ぶっちゃけ佐藤さんだったらこういう服どうですかあ?
佐: えっ??(笑)
J: 超個人的な好みとかでいいんでー。男の人ってこういうのナシなんですかー? パンツスタイルの方がいいとかー?
佐: えっ? えー?(笑)
そ、そうですね…本当に個人的には、パンツの方が好きですね。(照笑)

なんと、依頼とは全く関係のないJ内の個人的な質問に対しても優しく答えてくれた佐藤さん。
極めつけは、J内の、「スカートとパンツ、どっちが好みか」という質問に、「パンツ派です」と可愛らしい一面を見せてくれました。
スカートを履いて撮ったJ内に対して、「パンツ派です」って、正直かよ!!
佐藤さんの誠実で真面目そうな人相が目に浮かびます。

J: そうなんですかぁ〜(笑)ありがとーございまぁーす。
佐: (笑)でも、お送りいただいた写真もとても素敵ですよ。
J: え〜、ホントですかぁ??
佐: (笑)では、厚みやサイズも含めて改めてお見積もりをお送りいたしますね。
J: お願いしま〜す。

でた、フォローも忘れない男。ジェントルすぎ!
終いには「もう、付き合ってんじゃないの?」というくらい親密に会話をするJ内と佐藤さんは、まるで少女漫画のワンシーンを見ているようでした。というか、痛い系女子を演じたJ内はガチでハートをわし摑みにされてましたからね。
まるで、優しく包み込むような王子様系男子。そんな佐藤さんには
IRODOLIC! 編集部より「話しているだけで癒される! 電話の王子さまで賞」を贈呈したいと思います。



以上、「無茶なお願いをしてみた」を振り返る、神対応な皆さんのランキングでした。
イロドリのオペレーターさんの対応でいつも感じていたのは、ただの事務的な対応ではない、血の通った対応だったということ。
無茶なお願いにも丁寧に答えてくれて、時には電話をしながら、「こども電話相談室に掛けちゃったんじゃないか」と錯覚してしまったほどです(ウソ)。
いや、それくらい素晴らしかったということです!

お忙しい中、無茶なお願いに付き合っていただいたイロドリの電話オペレーターの方々、本当にありがとうございました。


そして、最後にひとこと、これだけは言わせてください。


無茶ぶりしまくって、本当に申し訳ございませんでしたっ!!!!!!!

4


ちゃんちゃん。

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