同人誌を始めたい人にオススメ!制作手順のイロハがわかる同人誌の作り方-その3-
前回のあらすじ…
いよいよ作業は佳境に突入します。今回は気になる作業工程を徹底解析しちゃいます!!
今回の使用ソフトは「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」です。その中でもマンガ作成に特化しているのが「CLIP STUDIO PAINT EX」です。
CLIP STUDIO PAINT EX
絵を描くときはもちろん、吹き出しを入れたり、トーンを貼ったりする作業が簡単に行えます。
初心者にも扱いやすく、クリエーターを育てる教育機関において教材としても導入されているため、マンガを描く方には安心のソフトです!
次のペン入れの工程でスムーズに書けるよう、人物の輪郭をとっていきます。ここで人物の大きさのバランスや、アングルの調整をしつつ、 吹き出しの位置や、1つの吹き出しにどれくらいの文字を入れるのか決め、最終的なコマ割りを作ります。
キャラクターの表情やしぐさなどもこの段階で下書きします。
ペンの太さは大体0.5~0.7mmで書き込みます。この時、線が細すぎると印刷時にかすれて反映されなくなってしまいます。
線を書き込む時は、線と線の間をなるべく開けないように描くこと。次の工程の「トーン貼り」の際にどこが境界なのか困らないようにするのがポイントです。
スクリーントーンとは、ドット、アミ、罫線、点描、柄、グラデーションなどで構成されたものです。モノクロのマンガにおいて、陰影や奥行きを表現できます。街並みや室内などの風景のスクリーントーンもフリー素材として配布されており、マンガ作成には必要不可欠となっています。
例えば人物の場合、首や顔に貼ったり、髪の毛の流れに沿って貼ったりして陰影や奥行を表現します。
真っ白な背景だと少し物足りないですよね。人物のみならず、背景にもトーンは大活躍です。背景にスクリーントーンを入れると、誌面のイメージが華やかに変わります。
この手順で、根気強く全ページを仕上げていくきます。
完成作品はいったいどうなるのか!
どんな仕上がりとなるか、ご期待ください!
前回はマンガ制作のポイントについて2人に熱~く語っていただきました!
素敵なストーリーに沿ってできたラフになぞって制作にはいります。
制作ツールはアナログからデジタルへ。どのように作業が変わっていくのでしょうか…
素敵なストーリーに沿ってできたラフになぞって制作にはいります。
制作ツールはアナログからデジタルへ。どのように作業が変わっていくのでしょうか…
いよいよ作業は佳境に突入します。今回は気になる作業工程を徹底解析しちゃいます!!
最初に準備すること
前回こっそりお見せした、紙に書いたラフ状態の原画をスキャンし、パソコンに取り込んでいきます。スキャンしたデータをマンガ制作ソフトに取り込み、ペン入れへと進行していきます。今回の使用ソフトは「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」です。その中でもマンガ作成に特化しているのが「CLIP STUDIO PAINT EX」です。
CLIP STUDIO PAINT EX
絵を描くときはもちろん、吹き出しを入れたり、トーンを貼ったりする作業が簡単に行えます。
初心者にも扱いやすく、クリエーターを育てる教育機関において教材としても導入されているため、マンガを描く方には安心のソフトです!
スキャン&下書き
まずは、取り込んだスキャンデータを1ページずつ背景に配置し、上から下書きを書いていきます。次のペン入れの工程でスムーズに書けるよう、人物の輪郭をとっていきます。ここで人物の大きさのバランスや、アングルの調整をしつつ、 吹き出しの位置や、1つの吹き出しにどれくらいの文字を入れるのか決め、最終的なコマ割りを作ります。
キャラクターの表情やしぐさなどもこの段階で下書きします。
ペン入れ
全ページの下書きが終わったら、「ペン入れ」にはいります。ペン入れとは、下書きの際に書いた線の上から、さらにきれいな線でなぞっていきます。この線が最終的な仕上がりとなるので丁寧に書き込んでいきましょう。ペンの太さは大体0.5~0.7mmで書き込みます。この時、線が細すぎると印刷時にかすれて反映されなくなってしまいます。
線を書き込む時は、線と線の間をなるべく開けないように描くこと。次の工程の「トーン貼り」の際にどこが境界なのか困らないようにするのがポイントです。
スクリーントーン貼り
最後に、ペン入れしたものの上から「スクリーントーン」を貼っていきます。スクリーントーンとは、ドット、アミ、罫線、点描、柄、グラデーションなどで構成されたものです。モノクロのマンガにおいて、陰影や奥行きを表現できます。街並みや室内などの風景のスクリーントーンもフリー素材として配布されており、マンガ作成には必要不可欠となっています。
例えば人物の場合、首や顔に貼ったり、髪の毛の流れに沿って貼ったりして陰影や奥行を表現します。
真っ白な背景だと少し物足りないですよね。人物のみならず、背景にもトーンは大活躍です。背景にスクリーントーンを入れると、誌面のイメージが華やかに変わります。
この手順で、根気強く全ページを仕上げていくきます。
完成作品はいったいどうなるのか!
どんな仕上がりとなるか、ご期待ください!