バックナンバー IRODOLIC! の歴史がわかる! 2015年1月~2016年3月の記事アーカイブ。

連載:◯◯さん調査隊

〇〇さん調査隊「番外編・T山の札幌ひとり旅…1日目 その2」 

前回までのあらすじ

IRODOLIC!ボスの鶴の一声で、ひとり札幌オフィスへと取材にやってきたT山。 ミッションである取材撮影を無事に終え、翌日18:30のフライトまで残された時間を有効活用するべく、札幌の観光スポットを巡っています。

さっぽろテレビ塔を後にしたT山が、急いで向かった先には…?



1日目 17:00 市電に乗車

テレビ塔を離れてから約10分。T山が探しているのは市電の西4丁目停留場です。

えーっと…地図だとこの辺りにあるはずなんだけどなぁ…

ウロウロさまよい歩き、信号の向こうにバス停に似た停留場をようやく発見!よかった~。
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さすが市民の足、結構な長さの行列ができていますね。 後ろに並んだところで、ちょうど折り返しの列車がやってきました。
IMG_5359 想像以上にコンパクトだった市電。

どこまで乗っても、大人一律170円。東京のバスよりお安いですっ。
いざ、しゅっぱ~つ!
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車窓から街並を眺めながら、電車に揺られること約20分。

今回の取材旅行でT山がぜひとも行ってみたかったもいわ山展望台に登るため、ロープウェイ入口に到着しました。
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札幌市のほぼ中央にあるもいわ山は、「北海道自然100選」にも選ばれた、標高531mの緑豊かな山。
山頂展望台からは札幌の街並みをはじめ日本海や石狩平野、雄大な山々が連なる眺望を望むことができ、市民からも観光客からも愛されています。

実はこの山頂展望台、函館山、小樽天狗山と並ぶ「北海道の三大夜景スポット」と言われているそうで、展望台loverなT山はどーしてもっ!この夜景が見たいのです!!

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というわけで、市電からシャトルバスに乗り換えて、ロープウェイ乗り場「もいわ山麓駅」へ。
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ロープウェイ&ケーブルカーのセット券を購入します。
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山頂展望台までは、往復で大人1700円。
こちら、札幌市民の方は割引制度でなんと1000円になるんですって!うらやましいですっ。

待合室には、もいわ山のマスコットキャラクター「もーりす」が。ゆるキャラブームは健在ですね~。
IMG_5370 「も」と鳴くエゾリスだから「もーりす」。そのまんま!

まずはロープウェイに乗って「もいわ中腹駅」まで、約5分間の空中散歩♪
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66人乗りだという大きなゴンドラの窓から、だんだんと札幌の街並が見えてきました。
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反対側には、きれいな夕焼けも!
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東京の編集部では“山に日が沈む”なんて光景を目にする機会がないため、感動!

「もいわ中腹駅」から山頂展望台までは、2両編成のケーブルカー“もーりすカー”が連れて行ってくれます。
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おおぉぉぉ、みるみる視界がひらけていく~! IMG_5386


18:10 山頂展望台へ!

T山の高まる期待を乗せて、もーりすカーは「もいわ山頂駅」に到着しましたっ!

もいわ山の各施設は2011年に全面リニューアルしたそうで、どの施設も山の中とは思えないくらい近代的で使いやすさ抜群。
山頂展望台にも、とってもオシャレなレストラン「ザ ジュエルズ」や、プラネタリウムが楽しめる「スターホール」といった魅力的なスペースが揃っています。
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とはいえ、まずは展望台に行ってみないと! ケーブルカーから見た景色も十分ステキでしたが、展望台には果たしてどんな感動がT山を待っているのでしょうかっ。


展望台に踏み出した瞬間、T山が目にしたものは…っ!



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北海道、やっぱりでっかいどーっっ!!!


…と、思わず某名ゼリフを叫びたくなってしまうほどの360度大パノラマ。

目の前には、ビルも電線も、視界を遮るものはひとつもありません。札幌の市街地から続く山々、その向こうには海まで見渡せます。
まるで地図を見ているみたい!

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青空と夕日が混じりあったラベンダー色の空。
遠くにはお月様が白くかがやきはじめています。

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東京で荒んだT山のココロを一気に乙女モードへ引き戻してしまうほどの、強烈なパワーを持った絶景でした。
夕焼けのために急いで来てよかった~!
IMG_5401 せっかくなので、絶景をバックに記念撮影!

そうそう!この山頂展望台には「幸せの鐘」という誰でも自由に鳴らすことのできる鐘があり、恋人達に大人気のデートスポットだそうです。
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ホームぺージによると、
“周りの手摺に、愛の南京錠が取り付けられるようになっており、その南京錠にふたりの名前を記して取り付けると、そのカップルは絶対に別れないという伝説があるそうです。”
とのことでしたが…

ひとり旅のT山にはまっったく関係無いので、サラッと流しました。

19:00 日の入り、そして…


当日の日の入り時刻は18:23。
まだ周りが明るかったため、夜景を楽しめる暗さになるまで、施設内の「スターホール」に行ってみましょう。
IMG_5443 室内は撮影禁止のため、入り口のみで失礼します。

スターホールには天井に直径約6メートルのドームがあり、プラネタリウムクリエーターの大平貴之さんによって開発されたスーパープラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」が投影する500万個の星空を楽しむことができます。

T山、このMEGASTARの最新機種によるプラネタリウムを観るために川崎の科学館に行ったことがあるのですが、それはもう素晴らしいの一言に尽きます!!
まさか北海道でも見られるなんて♪

ご本人がナレーションを務める約20分間のプログラムは、ここが山の上であることを忘れてしまうような、ゆったりとしたステキなひとときでした♡



さて、もう19:00。
そろそろ太陽も沈みきったかな?
改めて展望台に出てみましょう。

本日のクライマックスである山頂からの夜景を目前に控え、自然と胸が高鳴ります。 どきどき。


・・・・・いざ!


わぁぁっ、すごぉぉぃっっ!!
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あたり一面、光の海!
よく“宝石箱をひっくり返したような”なんて例えがありますが、街の灯りが色とりどりにきらめくようすは本当に宝石を散りばめたよう。思わず感嘆の声を上げてしまいます。

西側の空にはまだ夕日の赤が残っており、夜のインディゴへ向かうグラデーションがとっても幻想的!
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とっぷり日が暮れると、煌びやかな市街地と夜空の暗闇とのコントラストがより強調されます。ため息。
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眼下に広がる輝きは言葉に表せないくらいに美しく、写真の何十倍も感動的でした。
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間違いなく、今回のT山の旅で一番の思い出となりました。
いつかまた、この景色に逢いに来ます!



20:00 ボスからのSMS!


下山してからも先ほどの夜景が忘れられず、なかば夢心地のT山。
それにしてもキレイだったな~…。

と、手元の携帯に、先ほど札幌オフィスで別れたボスからメッセージが。
(ボスは通常業務の一環で札幌に来ているため、基本的にT山と別行動です)

「予定がなければ、夕食ご一緒しませんか」

…一気に目が覚めました。

もちろんご一緒させてくださいっ!!
T山が相手でも超ていねいにお誘いの連絡をくれる、そんな優しいボスが大好きですっ!笑

ということで、ふたたびプリマリール札幌オフィスに戻ります。
夕食はボスと札幌オフィスの女性スタッフ2名、そして今週のアドバイスでライターを担当しているデータチェックサポートの佐伯(こちらも東京から出張中)とともに、オフィスに程近い居酒屋さんへ。

初北海道のT山のために、それらしいメニューを、と、「インカのめざめのじゃがバター」「若鶏のザンギ」などもいただいたのですが…

店内の照明が暗く、写真に残せませんでした(土下座)
ぎゃっ!ごめんなさいっ!!
でもでも、どれもとっても美味しかったですよ~(特にじゃがバター!)
ボス、楽しいひとときをありがとうございました!


24:00 一日目、終了!


にぎやかな夕食を終え、ホテルに辿り着いたのは日付が変わる直前。

取材×2本を終え、
札幌ラーメン食べて、
時計台に行って、
テレビ塔に行って、
市電に乗って、もいわ山に登って…と、今日は本当に盛りだくさんな1日でした。
でも、どれも楽しかった~♪


30時間の札幌旅も、いよいよ折り返し地点。
残り半日、しっかり満喫したいと思いますっ!

次回「T山の札幌ひとり旅…2日目 その1」へ続きます!!


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