やってみた 印刷物であんなことやこんなことをやってみた、編集部の挑戦の記録!

連載:発見!こんなところにイロドリ商品★

小説やビジネス書籍もOK!上製本・ハードカバー製本もイロドリへ! 
印刷通販のイロドリでは「中綴じ冊子」と「無線綴じ冊子」という、2種類の製本方法の冊子をラインナップしていますが、他にも様々な種類があります。

今回はその中から「上製本」や「ハードカバー製本」と呼ばれる製本方法をご紹介。
サイト上には掲載していない商品ですが、お問い合わせいただければご対応可能なんです!

上製本(じょうせいぼん)とは?


上製本(じょうせいぼん)とは、表紙に厚みのある板紙(ボール紙)を使用した製本方法です。
ホチキスで留める中綴じ冊子や糊付けしている無線綴じ冊子に比べて、しっかりした作りから高級感が生まれ、耐久性も高く長期保管にも向いています。



「単行本=上製本」とイメージしている方も多いのではないでしょうか。小説はもちろん、図鑑や絵本、アルバムなど様々な書籍で使用されている製本方法です。

こだわりがぎっしり詰まった22世紀アート様の書籍



https://www.22art.net/

上製本のご依頼を頂いたのは、電子書籍の出版をメインに行っている出版社、株式会社22世紀アート様。
電子書籍のみならず、今回ご依頼いただいた紙の出版物やweb制作、翻訳など様々な分野で活躍しています。
さらにホームページ作成サービスで有名なJimdo主催のコンテストでは、ベストページ、ベストオンラインストアの2つの部門でグランプリを受賞。
日本一短い50文字の読書感想文コンテストや、書籍の表紙デザインコンペなどユニークなコンテストを開催しているのも魅力の出版社です。

22世紀アート様の書籍は、上製本に仕上げる製本方法の他に、中に使われている用紙にもこだわりが表れています。



まず表紙には、表面に革のような模様と凹凸のある「レザック」という銘柄の紙が使用されています。レザーライク(革のような)略して「レザック」という名前の紙です。
パステルカラーからビビットなカラーまでカラーバリエーションも豊富なため、卒業アルバムや論文の表紙などに多く見受けられる用紙です。



上製本の表紙は、レザックの用紙と厚みのある板紙(ボール紙)を貼り合わせて構成されています。
貼り合わせるために、上製本には「見返し」がついています。



「見返し」とは表紙と本文を固定するために使用する用紙のこと。本文よりも厚い用紙で見返しをつけることで、より強固に接着され本の耐久性が上がります。
上製本にとって、とても大切な役割を果たしています。今回は、表紙に合わせて色違いのレザックを使用しています。



そして、本文には「淡クリームキンマリ」という書籍用紙を使用。小説やエッセイなど文字の多い書籍でよく使用される紙で、少しクリーム色がかった色合いをしています。
真っ白な用紙(白色度の高い用紙)を使用すると、文字は鮮明に見えますが目が疲れやすくなってしまいます。そのため、あえてクリーム色がかったこの用紙を使用することで長時間読んでいても疲れにくく、読み進めやすい仕上がりになります。

表紙を包むカバーはイロドリのサイトでも人気のコート紙を採用、表面にはマットPP加工が施されています。
マットPP加工を施すことで汚れに強く丈夫になり、コート紙にはない上品でマットな仕上がりになります。

製本方法、用紙、加工など様々なカスタマイズを施して生まれた書籍は、22世紀アート様のホームページにも掲載され、実際に購入することも可能です。



「中綴じ冊子や無線綴じ冊子ではイメージが違う」「もっと高級感のある冊子が作りたい」そんなときにはぜひお問い合わせください。
今回の上製本のように、サイト上に載っていない商品でもご対応させていただきます!

サイトにない印刷物もイロドリへご相談ください!
お問い合わせは
こちら

ご依頼会社:株式会社 22世紀アート様
URL:https://www.22art.net/
〒168-0082 東京都杉並区久我山4-48-8
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