こんにちは、IRODOLIC! 編集部のT山です！

「海外の印刷通販サイトのサービスはどのくらい充実しているのか」を探っていく「海外印刷通販頼んでみた」のコーナー。

第一弾の台湾、第二弾のイギリスに続き、第三弾の今回は、

“彼方”の地、カナダの「GFX」というサイトで「しおり」作りに挑戦します！


なぜしおりかというと、読書の秋だし、私が本が好きだからです！！

今回の相棒は、IRODOLIC！ 編集部イチの読書好きで、デザイナーのM下さん。



アーティスティックなしおり作りに挑戦するべく、前回はGFXでどのようにデザインができるのか、仕様を簡単にチェックしたところまでお伝えしました。

本日は、2人で実際にしおりのデザインに挑戦してみます。デザイナーのM下さんはすでにいいアイディアが浮かんだみたいだけど、果たしてどんなしおりができあがるのでしょうか？ レッツら、ゴー♪

T山：	ところでM下さん、「しおり」を印刷してくれる印刷通販サイトって、あまり見かけないと思わない？
M下：	確かにそうですよね。イロドリでも「しおり」は対応していませんし。
T山：	もしかしたらカナダではみんな“マイしおり”を作る習慣があって、長い歴史があるのかなぁ？ どう思う？ M下さん。
M下：	い、いやぁ。わかんないですけど……。
T山：	不思議だよね〜。普通しおりなんて対応していないし、この“お堅い雰囲気”のGFXのサイトで、「しおり」がラインナップされているというのが意外すぎる……。ちょっと調べてみようっと。
M下：	えっ？ デザインは？
T山：	フフフ、ただ単純に海外印刷サイトで印刷物を注文すればいいってものじゃないのよ。海外の文化やサイトの事情を勉強して、「イロドリ」に活かせるところがあれば活かさなきゃ！
M下：	おー！ さすが、勉強熱心なT山さん。
T山：	ちょっと、照れるじゃん。さ、カナダとしおりの関係を調べるわよ！！

M下：	あ、あの……日本語で入力しても難しいのでは……。

M下：	……。しおりは英語でブックマークですから、「Canada　bookmark」とかで調べたらいかがですか？
T山：	う、うん、そうね。私も実は今から英語で調べようと思っていたところだよ（汗）。 ん？ でもちょっと待って！ 「しおり　文化　カナダ」で検索したら、「アメリカの大学生に聞いたカナダ人の印象」について出てきたわ。 えーと、なになに？ これによると、カナダ人は… 「マナーが行き届いている、行儀がよい」 「すぐに謝る」 「カントリーミュージックが好き」 だって。
M下：	へぇ〜。カナダって土地が広大だし、みんな身体は大きいし、なんか勝手におおざっぱな人が多いのかと思っていましたけど（失礼！）、礼儀正しくてすぐに謝るなんて、繊細な感じ……。日本人に似ているような気がしますね。
T山：	そうだね！ なんとなく牧歌的なイメージだし、「休日はのんびり読書」なんて人が多いのかもしれないなぁ。
M下：	うーん、だからってしおりが流行るんですかねー。
T山：	ん？？　さらに調べてみたけど、「カナダは外のアクティビティが多く、家にいない日のほうが多いです」だって。
M下：	まぁ、それは確かに納得できますね。 私のほうでも“カナダのネット印刷では「しおり」が一般的なのか”調べてみましたけど、GFXさんのほかにカナダのネット印刷の会社はあまりヒットしませんでしたね……。
T山：	むむぅ、残念ながら迷宮入りかぁ。
M下：	そんなこともありますよ！ それより先輩、そろそろデザインのほうを…。
T山：	よ、よし。本題に入りましょう！ GFXのサイト内の「Products」から「Bookmarks and Book Makers on 16PT Thick Cards（16ポイントの厚さのカード）」をクリックします！

M下：	そうそう、この画面ですね。まずは一番左の「BROWSE Photo Collection」で、デザインに使える写真を見てみましょうか。

M下：	「Agriculture and Farming」（農業）で230種類、「Flora & Flowers」（動物と昆虫）で372種類、ほかにも「Animals and Insects」（動物と昆虫）、「Arts and Entertainment」（アートとエンタメ）など、非常に多種多様な写真が選べますね！
T山：	すごい！ まさによりどりみどりね。 あっ！ M下さん、ちょっとこれ見て！！

T山：	「Sex and Sexuality（WARNING：Sexuality）」なんてジャンルがある！

M下：	ちょ、ちょっと気になりますね、どんな写真なのか見てみましょうか（ドキドキ）。

ドーン！

T山＆M下：	キャーーー！！！ すごい、腹筋が割れてる！ お尻が見えてるぅ！

T山：	な、なんて破廉恥なの！！ で、でも私、この写真でピーンと来たわ！ いいデザイン、できるかも！

M下：	むむっ、T山さん。こっち路線のアートですか。じゃあ私はこの、「Arts and Entertainment」の中の「Dancers Dancing」の中から使いますね。
T山：	そういえばM下さんは前回、何かの写真を見てひらめいていたもんね！
M下：	T山さん、それぞれのデザインを作り始める前に、まずはブラウザーの操作方法を2人で確認しませんか？
T山：	おっ、いいねー！ じゃあ、最初にGFXに登録しよう。デザインを保存するときや実際に注文するときは、サイトに会員登録してログインしないといけないからね。
M下：	へー、よくご存知ですね！
T山：	ま、3回目ともなるとね。

T山：	画面右上の「Login / Register」をクリックして、メールアドレスやパスワード、名前や住所などを入力して……と。

T山：	よし、これでOK！ いよいよ練習ね。

T山：	この画面から中央のアイコン「ONLINE Design」をクリックと。

M下：	画面左に選べる写真のジャンルが並んでいますね。女の子らしく「Flora & Flowers」にしましょうか。
T山：	いいねぇ、じゃあわかりやすくこのチューリップにしましょう。
M下：	しおりの枠内に、今選んだ写真が配置されましたね。

M下：	写真の四隅を触ると、大きさを変えられるみたいです。写真そのものをドラッグ＆ドロップで好きな位置に配置できそうなので、下に動かしましょうか。

T山：	おお！ なんかいいね。次はどうする？ 文字でも入れてみようか。
M下：	そうですね。この画面左のバーの「T」のアイコンが、テキスト（文字）のマークなので、これをクリックすると……。
T山：	お！ 文字が出てきたね。

M下：	しおりの右側に表示されている小さいウィンドウ内に、好きなテキストを打ち込むと、しおりの中に文字が反映されるみたいですね。
T山：	よし、じゃあ「Tulip」（チューリップ）と！
M下：	そ、そのまんまですね…（苦笑）
T山：	こういうのはわかりやすいほうがいいのよ。ここでフォントを変えることもできるのね。

M下：	じゃあ画面右上の「Save Artwork & Buy Now」で保存しましょう。

T山：	ん？　なにやら難しい英語が出てきたぞ？？
M下：	「You agree to our Terms & Conditions.」。利用規約に同意しますか？ ってことですね。チェックを入れて、「Add to Cart & Continue Shopping」で、続けましょう。
T山：	よし、なんとなく使い方はわかったわね！じゃあ準備はいい？ 2人でデザインをするわよ。

というわけで、思ったよりも準備が長くなってしまったため、実際に2人が作ったデザインのレポートは、次回に持ち越ししたいと思います！ 果たしてどんなデザインになるのか、乞うご期待？（でいいのか？ ホントに）です！