食べ物をおいしそうに撮る方法
インスタグラムなどのSNSで多くのいいね! を集められる人気ジャンルといえば、赤ちゃんやペット、そして美味しそうな料理写真です。今回は美味しそうに食べ物を撮るためのテクニックをいくつか紹介します。プライベートでも仕事でも活用できる内容ですので、ぜひ試してみてください。
いきなり当たり前のことを言うようですが、やはり料理はできたてが一番。それは味だけでなく見た目にも表れます。たとえばハンバーグは、立ち上る湯気やジューっと音を立てる鉄板、表面にかかったソースの照り、滴る肉汁。どれも時間が経てばなくなってしまいます。
とあるグルメブロガーが、カメラを持ってお蕎麦屋さんに行ったところ「蕎麦の表面の輝きはすぐになくなってしまうので、早めに撮ってくださいね」と言われたそうですが、食べる側も提供する側もできるだけ美味しそうな写真にしたいもの。料理ができたらできるだけ早く撮影するように心がけましょう。
飲食店はお客さんの回転が収益に直結します。盛り付けの際、ちょっと汁がはねてしまったり、ネギが変なところに落ちてしまったりしてしまいがちですが、よほどのことでなければそのままお客さんに提供するお店がほとんどのはず。後でレタッチ(画像の修正や加工)をしても良いですが、その場で軽く直してしまいましょう。
ダイレクトに美味しさを伝えたければ、寄って撮影してみましょう。その料理の美味しさはどこか見た目にも表れているはず。広告業界には料理の美味しそうな感じを「シズル感」という言葉を使って表現しますが、これはハンバーグを例に出して前述した「立ち上る湯気や、ジュージュー音を立てる鉄板、表面にかかったソースの照りや、滴る肉汁」のことです。目の前の料理にこうした魅力的な部分を見つけたら、思い切り近寄って撮影してみましょう。もちろん一箇所だけでなく、その組み合わせでも構いません。
お店の雰囲気が良く、しかも目の前にたくさんのプレートが並んでワクワクしたとき。定食がそろったときの豪華感を表現したいとき。そんなときは自分の目線から、もしくは真上から俯瞰で撮影してみましょう。とくに真上から俯瞰で撮影するやり方は、多くの人気グルメインスタグラマーも使う手法。各皿のレイアウトや盛り付けが、どこか記号的に、印象的に見えるはず。
料理写真は蛍光灯の下で撮ったような青白い色味よりも、白熱灯のもとで撮影したような温かみのある色彩の方が美味しそうに見えがちです。この項目を使って写真全体の色味を調整しましょう。
基本的には明るい写真の方が美味しそうに見えます。この項目を使って明るめに写真を調整しましょう。
これは色の濃さを調整する項目です。不自然にならない程度に色を濃くしましょう。不自然になるようであれば調整する必要はありません。
写真の明暗差を調整する項目です。コントラストを強くすると明暗差が広がり、ハッキリとした印象の写真になります。逆にコントラストを弱くするとふんわりとした印象になります。ここまでレタッチした写真を見て調整したければ試してみましょう。
写真の明るい部分を明るくしたい、もしくは暗くしたい場合に使用する項目です。明るさを調整することで、どこかが真っ白になっていたら(白飛びをしていたら)この項目を触って、その真っ白な部分を少しだけ暗くして本来の色を取り戻すことができます。
きちんと料理の写真を撮影し、そこからレタッチでおいしそうな色や明るさに整えていくという流れを意識するだけで、ぐっと美味しそうな写真が撮れるはず。ぜひトライ&エラーを!
撮影テクニック その1:すぐ撮る
いきなり当たり前のことを言うようですが、やはり料理はできたてが一番。それは味だけでなく見た目にも表れます。たとえばハンバーグは、立ち上る湯気やジューっと音を立てる鉄板、表面にかかったソースの照り、滴る肉汁。どれも時間が経てばなくなってしまいます。
とあるグルメブロガーが、カメラを持ってお蕎麦屋さんに行ったところ「蕎麦の表面の輝きはすぐになくなってしまうので、早めに撮ってくださいね」と言われたそうですが、食べる側も提供する側もできるだけ美味しそうな写真にしたいもの。料理ができたらできるだけ早く撮影するように心がけましょう。
撮影テクニック その2:ときにはちょっとだけ手を加える
基本は「すぐ撮る」ですが、ときには料理に少しだけ手を加えてみるのも良いでしょう。最近はインスタグラムにアップされるのを前提とした盛り付けを工夫している飲食店も増えています。それだけ、最後のひと手間で写真の出来栄えが大きく変わるのです。飲食店はお客さんの回転が収益に直結します。盛り付けの際、ちょっと汁がはねてしまったり、ネギが変なところに落ちてしまったりしてしまいがちですが、よほどのことでなければそのままお客さんに提供するお店がほとんどのはず。後でレタッチ(画像の修正や加工)をしても良いですが、その場で軽く直してしまいましょう。
ラーメンの場合
- 1. レンゲを丼に引っ掛けて提供するお店の場合、レンゲを外して撮ることでラーメン全体が撮れる
- 2. 麺がスープや具材に隠れて見えない場合、丼のはじっこの方だけ麺を表に出して撮る
- 3. 麺を箸で持ち上げて撮る
お肉の場合
- 1. 中面が赤みを帯びているようなタイプのお肉の場合、その赤み部分をこちら側に向けて撮影する
- 2. 肉汁が滴るようなタイプのお肉の場合、できるだけ寄りで撮影し、その部分の魅力が伝わるようにする
撮影テクニック その3:上から撮るか下から撮るか
料理に近づいて撮るか、それとも離れて全体が写るように撮るか。最初に言ってしまえばこれも好み次第ではあるのですが、ここでは大きく以下の2つのケースに分けて考えてみましょう。食べたい!と思わせたい場合
ダイレクトに美味しさを伝えたければ、寄って撮影してみましょう。その料理の美味しさはどこか見た目にも表れているはず。広告業界には料理の美味しそうな感じを「シズル感」という言葉を使って表現しますが、これはハンバーグを例に出して前述した「立ち上る湯気や、ジュージュー音を立てる鉄板、表面にかかったソースの照りや、滴る肉汁」のことです。目の前の料理にこうした魅力的な部分を見つけたら、思い切り近寄って撮影してみましょう。もちろん一箇所だけでなく、その組み合わせでも構いません。
そこに行ってみたい!と思わせたい場合
お店の雰囲気が良く、しかも目の前にたくさんのプレートが並んでワクワクしたとき。定食がそろったときの豪華感を表現したいとき。そんなときは自分の目線から、もしくは真上から俯瞰で撮影してみましょう。とくに真上から俯瞰で撮影するやり方は、多くの人気グルメインスタグラマーも使う手法。各皿のレイアウトや盛り付けが、どこか記号的に、印象的に見えるはず。
レタッチのテクニック
料理写真においてレタッチはとても重要です。どんなアプリを使うにしても、基本的に調整できる項目はそんなに変わりません。ここでは料理をおいしく見せるためのレタッチの基本を、インスタグラムを具体例としてご紹介します。暖かさ(色温度)
料理写真は蛍光灯の下で撮ったような青白い色味よりも、白熱灯のもとで撮影したような温かみのある色彩の方が美味しそうに見えがちです。この項目を使って写真全体の色味を調整しましょう。
明るさ(露出)
基本的には明るい写真の方が美味しそうに見えます。この項目を使って明るめに写真を調整しましょう。
彩度
これは色の濃さを調整する項目です。不自然にならない程度に色を濃くしましょう。不自然になるようであれば調整する必要はありません。
コントラスト
写真の明暗差を調整する項目です。コントラストを強くすると明暗差が広がり、ハッキリとした印象の写真になります。逆にコントラストを弱くするとふんわりとした印象になります。ここまでレタッチした写真を見て調整したければ試してみましょう。
ハイライト
写真の明るい部分を明るくしたい、もしくは暗くしたい場合に使用する項目です。明るさを調整することで、どこかが真っ白になっていたら(白飛びをしていたら)この項目を触って、その真っ白な部分を少しだけ暗くして本来の色を取り戻すことができます。
まとめ
きちんと料理の写真を撮影し、そこからレタッチでおいしそうな色や明るさに整えていくという流れを意識するだけで、ぐっと美味しそうな写真が撮れるはず。ぜひトライ&エラーを!
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