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連載:初心者のための印刷基礎

塗り足し?粗画像?印刷の基本を覚えよう Part1 
早いもので4月も半ば。新社会人の皆さんは、お仕事には慣れてきましたか?
今回は、新社会人の皆さんのために、印刷物を作る際の基本をご紹介します。

上司や先輩から、チラシや会議資料の印刷を任せられることも増えてくるでしょう。
基本を覚えて、ステキな印刷物を作りましょう。

塗り足しとは?


会社のコピー機では、A4やA3サイズの紙で印刷することが一般的です。
一方、イロドリや多くの印刷会社では、さらに大きな紙に複数のデザインを配置して印刷を行います。最後にご希望のサイズに断裁することで、チラシやポストカードなどの印刷物は完成します。

断裁は1枚ずつ手作業ではなく、一度に何枚も重ねて行います。
データ上で紙面の端ぴったりに背景色や写真を配置している場合、断裁の際にほんの僅かなズレが生じただけで、印刷する用紙の色(白地)が出てしまう可能性があります。



用紙の色が出てしまう可能性を避けるため、仕上サイズの外側まで3mm程余分に背景色や写真を広げておきます。
これを「塗り足し(ぬりた(だ)し)」、または「ドブ」といいます。



A4サイズの場合、210×297mmなので、塗り足しを作成した場合には216×303mmとなります。
B5サイズの場合、182×257mmなので、塗り足しを作成した場合には188×263mmとなります。

また、塗り足し同様に仕上がりのサイズよりも3mm程小さいサイズ内に写真や文字を収めることで、大切な内容が切れてしまうことを防ぐことができます。
A4(210×297mm)サイズの場合、204×291mm。B5(182×257mm)サイズの場合176×251mmに収めましょう。



印刷通販のイロドリ「塗り足しについて」の詳細はこちら
塗り足しについて

粗画像とは?


チラシや会議資料を作る際、使用した画像が粗くぼやけたような仕上がりになったことはありませんか?これは使用している画像の「解像度」が関係しています。

解像度とは、写真やイラストのデジタル画像のきめ細かさのことです。
デジタル画像は細かな点の集まりで表現されていて、点の密度が高いほど解像度が高くなります。

解像度の単位には「dpi」が使用されます。dpiとは「dot per inch」の略で、1インチの中に細かな点がどれだけ集まっているのかを表しています。



web用に使用されている画像の多くは72~96dpiで作成され、画面上では綺麗に表現されています。しかしながらこの画像は、印刷時に使用される解像度の4~5分の1程度しかありません。一般的な印刷物(オフセット印刷の場合)では、綺麗に印刷するには「300~350dpi」程の解像度が必要と言われています。



粗くぼやけた画像を、鮮明でくっきりした画像へ変更することはできません。
画像を差し替えたり、撮り直す必要があります。

画像のサイズが大きい場合には、掲載するサイズを小さくするのも有効な手段です。
小さくすれば点と点の密度は上がるので、元のサイズに比べてくっきりと見せることができます。

Adobe illustratorやPhotoshopなどの専用のアプリケーションであれば解像度の確認は簡単ですが、WordやPowerPointなどMicrosoft officeのアプリケーションでは解像度の確認はできません。その都度お使いのプリンターで試し刷りを行って確認することをおすすめします。

お役立ち

どうして写真は粗く印刷されるのか?解像度についての疑問を解消しよう。



データチェックオプション&WEB校正サービスを活用しよう


頑張ってデータを作ってみたけど、ちゃんと塗り足しが作れているか、画像が綺麗に印刷されるか心配…。
そんな時には、データ入稿時(step6 データ入稿フォーム)のオプションをご活用ください。無料でチェックを行い、データに不備や確認事項があった際にはご連絡をさせていただきます。
もし塗り足しが不足していても、拡大して補うことができるデータであれば拡大して進行することもできます。

さらにご入稿されたデータのチェック終了後、印刷へ進行する前にお客様へ確認用データをお送りする「web校正サービス」を利用すれば、色味の変化なども印刷前に確認することができます。併せてデザインや誤字脱字の最終確認もできるので安心ですね。

PDF形式にてデータをお送りするので、ご家庭や会社のプリンタでも確認することができます。

印刷通販のイロドリ「WEB校正サービス」の詳細はこちら
WEB校正サービス

まとめ


基本を覚え、ステキな印刷物を作りましょう。
今回ご紹介した内容以外にも、印刷物には様々な要点、注意点があります。
気になった方は、バックナンバーもぜひご覧ください。

次回もPart2と称して、印刷の基本をご紹介していきます。
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