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連載:初心者のための印刷基礎

印刷データにつく「トンボ」とは?印刷用語を大解剖! 
印刷通販の「イロドリ」では、チラシ、はがき、ポスター、冊子…そのほかにも様々な印刷物を扱っています。

今回は、デザインを作るときに知っていると役に立つ「印刷物の専門用語」についてご紹介。
知っているようで知らない用語も、意味を理解して使用することでさらに素敵なデザインが出来上がります。

両面の印刷物には表と裏の合わせ方に専門用語がある!?


両面印刷の場合、表面と裏面をどの向きで印刷するのか合計4種類のパターンがあります。
表裏の関係を指示するために、「天天合わせ(てんてんあわせ)」や「左天合わせ(ひだりてんあわせ)」と表現します。

天天合わせ

ttアートボード 1

×がそれぞれ合うように印刷すると、印刷した内容の上部(天)が表裏ともに同じ向きになります。これを「天天合わせ」と呼びます。

天地合わせ

tttアートボード 1

一方、片面(裏面)が180度回転し、印刷内容の上部(天)と下部(地)がくっつくように印刷されたものを「天地合わせ(てんちあわせ)」と呼びます。
両面ともに縦向きのデータや横向きのデータの場合、「天天合わせ」または「天地合わせ」のどちらかになります。
スタンプカードや招待状のように、縦に開いて使用する印刷物の場合には、正しい向きで印刷しないと180度逆向きになってしまいますのでご注意ください。

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左天合わせ

ひだてんアートボード 1

表面は縦向き、裏面は横向きのように、データの向きが違う場合には「左天合わせ(ひだりてんあわせ)」または「右天合わせ(みぎてんあわせ)」で進行します。
縦向きの面の「上側」と横向きの面の「左側」、縦向きの面の「左側」と横向きの面の「上側」が同じ位置になります。
この状態を「左天合わせ」と呼びます。

右天合わせ

みぎてんアートボード 1

一方、縦向きの面の「上側」と横向きの面の「右側」、縦向きの面の「右側」と横向きの面の「上側」が同じ位置になる合わせ方を「右天合わせ」と呼びます。

ポストカードやチラシなど、表と裏で縦横のレイアウトが違う場合に用いられます。
イロドリでは、お客様より指示を頂いていない場合「天天合わせ」又は「左天合わせ」にて進行します。

印刷物の合わせ方についてご希望がある場合、注文時の「表裏関係」やご入稿時の「備考欄」にてご指示をお願いいたします。

アートボード 1

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印刷する際に重要なマーク「トンボ」には様々な意味があった!


トンボとは、断裁時に使用するための目印と思っている方は多いのではないでしょうか。実は他にも意味があるのです。

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角トンボ(内トンボ、外トンボ)


内側のトンボは、仕上がりのサイズ確認、断裁時の目印として使用されます。
外側のトンボは、印刷時に必要な塗り足し(ドブ)を表しています。3mmほどの塗り足し部分を設けるのが一般的です。

センタートンボ


一般的な印刷物はCMYKの4色の版を使用して印刷が行われます。
4枚の版がピッタリと同じ位置に印刷できているのかを確認するために使用されます。見当を合わせるために使用するため、「見当トンボ」と呼ばれることもあります。
見当を正しく合わせるため、センタートンボはレジストレーションカラーと呼ばれるCMYK100%で設定し、線の細さは0.1mm程の細さにしましょう。

折トンボ


折加工をする際にどの位置で加工をするのか指示するために使用されます。 例えばA4サイズ巻き3折の場合、100mm/100mm/97mmと内側に巻き込まれる面は3mm程短くする必要があります。
作成の際には、加工時に正しく折ることができるか注意が必要です。

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イロドリでは、角トンボやセンタートンボはもちろん、折トンボをあらかじめレイアウト内に配置したテンプレートをご用意しております。ぜひご活用ください。

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冊子にまつわる専門用語とは?


中綴じ、無線綴じなどの冊子印刷には様々な用語があります。用語を理解して使うことで、より読みやすく理解しやすい冊子を作ることができます。
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ノドと小口


冊子を開いた際に、中央の綴じられている部分を「ノド」、反対側を「小口(こぐち)」と呼びます。
中央をホチキスで綴じる中綴じ冊子の場合には180度開くことができますが、ノリで固める無線とじの場合、180度開くことができません。その場合、ノド側に配置された文字や画像はどうしても見辛くなってしまいます。

小口側も、紙の端ギリギリに文字や写真などを配置すると見辛くなり、さらに断裁時に切れてしまう恐れもあります。
冊子のデザインを作るときには、全体に10mm程度周囲に余白を作ることをおすすめします。余白を作ることによって、デザインにも余裕が生まれるのでおすすめです。

ノンブル、柱


開いたページの下部に1P、2P、3P、4P、5P、6P…とページ数が書いてあるものを「ノンブル」と呼びます。
ノンブルの付近や紙面の上部などに、小さく今読んでいるページのタイトル、章の名前などが記載されていることがあります。これを「柱」と呼びます。

ノンブルも柱も、付けない印刷の製作は可能です。しかし付けることで今どこのページを読んでいるのか、今どの内容について読んでいるのかを把握しやすく、探しやすくなります。読み手の気持ちをくんだ製作を心がけましょう。

まとめ


感覚的に作業を進めることも大事ですが、用語やルールを知ることでさらに作業がスムーズに行えます。しっかり理解したうえで、素敵な印刷物を作りましょう。
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