バックナンバー IRODOLIC! の歴史がわかる! 2015年1月~2016年3月の記事アーカイブ。

連載:今週のアドバイス

【初心者向け】画像フォーマットの種類について 
こんにちわ!データチェックサポートの佐伯です。
お客様へデータについてアドバイスした内容をピックアップしました。
今週はこちらをどうぞ!

画像フォーマットの種類


デジタルカメラや携帯電話・スマートフォンなど簡単に撮影でき、撮影写真をそのままデジタルデータで扱えることが身近になりました。
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そんなデジタルの画像データですが、種類はたくさんあります。
今回はその中で代表的なものをご紹介します。

JPEG:コンピュータなどで扱われる、静止画像のデジタルデータを圧縮する方式。
ほとんどのデジタルカメラは、この形式で保存されます。

TIFF:ビットマップ画像の一種で、タグと呼ばれる識別子を使うことによって、様々な形式のビットマップ画像を柔軟に表現できる形式。

BMP:コンピュータグラフィックスにおける画像の表現形式で、ピクセル(画素)を用いた形式。Windowsで標準的に使用されております。

PICT:Apple社による画像描画ルーチン「QuickDraw」の標準的な画像ファイル形式。
Macintosh OS(主にClassic)で標準的に用いられております。

GIF:CompuServe社で1980年代に開発された静止画像のファイル形式。
多くのWebブラウザが標準的にサポートしております。

PNG:ビットマップ画像を扱うファイル形式。
圧縮による画質の劣化のない可逆圧縮の画像ファイル形式です。

Photoshop(PSD):Photoshopの保存形式の1つ。
レイヤーやパス、解像度、埋め込みテキストなど、Photoshop独自の編集情報を完全な形で保存する事ができます。

Photoshop(EPS):Photoshopの保存形式の1つ。
ベクトルデータとビットマップデータの両方を含むことができます。

Photoshop(PDF):Photoshopの保存形式の1つ。
ドキュメントはレイヤー,アルファチャンネル,注釈,スポットカラーなどの Photoshop データを維持できます。

オススメの画像ファイルの保存形式


多くの画像形式がありますね。
そんな中でも印刷で使用するときにオススメする形式は、「TIFF」「JPEG」です。
TIFFは、劣化が少なく印刷に多く使用されています。
JPEGは、写真の表現に適しています。
※圧縮率に注意が必要です。

ぜひ入稿データの作成環境や撮影環境で使い分けてみてはいかがでしょうか。
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